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日本にとって「国益」とは何か―アメリカ、中国の「国益ビジネス」と戦うために

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396611521
  • NDC分類 319.1

内容説明

驚いたことに、日本の省庁には「国益」を定義した文書が存在しない。対して、アメリカにとっての「国益」とは「自国の企業が利益を拡大すること」、「政治、経済、軍事、文化など、すべてにおいてアメリカ式価値観を世界に広めること」に他ならない。その目的達成のために、日本とは桁違いの官民癒着構造が存在する。エネルギーの「ハリーバートン」、金融と軍事の「カーライル」など、経営陣に政府の元高官をいただき、自らを利するための政策を操る巨大企業は、まさに「国益ビジネス」である。一方、中国は「西暦2025年までに軍事、経済の両面でアメリカを抜き、世界一の座を勝ち取る」ことを国家目標とし、技術や資金調達に余念がない。国益と威信をかけて激しくしのぎを削り合う大国をよそに、わが国はあまりに無定見、かつ無防備ではないだろうか―。

目次

序章 何が「国益」なのか―「ナショナル・インタレスト」に対する日・米・中、それぞれの意識
1章 かくて一敗地にまみれた日本の国益―アメリカはこうして日本の「戦闘機自主開発」を潰した
2章 戦争で大儲けするアメリカの「国益ビジネス」―政策の裏にうごめく「スポンサー」の正体を暴く
3章 国益を左右する「情報戦争」の行方―世界が競う盗聴、傍受、撹乱の手口と戦略
4章 国益をかけたアメリカの「司法戦略」―一方的な「ルール」と「システム」を押しつける大国の傲慢
5章 アメリカに牙をむく中国の「国益論」―軍備増強と経済成長で目論む「世界の頂点」への野望

著者紹介

浜田和幸[ハマダカズユキ]
『たかられる大国・日本』、『乗っ取られる大国・日本』(いずれも祥伝社)で外国から“食いもの”にされる日本に警鐘を鳴らし、衝撃を与えた。1953(昭和28)年、鳥取県に生まれる。東京外国語大学中国科卒業後、アメリカのジョージ・ワシントン大学大学院にて政治学博士号を取得。アメリカの国家政策に影響を及ぼすシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」主任研究員を経て、帰国後、「国際未来科学研究所」を主宰。著述、講演、テレビ出演と精力的に活躍する