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出版社内容情報
“ご当地”ならではの「おかず」は全国いたるところ、種々さまざまに存在しています。それら主に地場のスーパーなどで販売され、地元に根差した個性ある食品について、ジャンルや特徴、あるいは地域ごとにカテゴライズしつつ、一挙多数紹介する一冊です。メディアに取り上げられることも多い知名度ある商品はもちろん、これまでその地域以外ではあまり注目されてこなかったような知られざる逸品まで、ページの許す限りのボリュームで掲載します。練り物、漬物、缶詰、瓶詰、レトルト食品ほかの加工食品から、乾物やめん類、珍味・おつまみ、醤油や味噌などの調味料に至るまで、地元では当たり前のように普段の食卓に上がるおかずたちは、素朴で温かみのあるものばかり。またパッケージデザインには、なんともいえないローカル感、ノスタルジックな魅力がいっぱいです。収録商品は基本、昭和から90年代頃までに発売されたものとしますが、時代を超えて地域に深く根差す食文化を紹介することで、近年のブームにとらわれない、日本のご当地文化の深淵を感じられる見応え満載の書となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
77
タツミムックの日本◯◯大全シリーズ。ご当地おかず大全。皆さんの地域毎に馴染みのあるものが表紙の装丁の中に1つや2つはあるのでは。著者はスーパーマーケット研究家😲馴染みのあるのは、磯じまん、アラ!、塩っペ、ポールウインナー、パーポー、せみ餃子。地域が変わると何のこっちゃ😅なんやろね。2025/02/02
mayu
57
この本買っちゃおうかな。ご当地ならではのおかず。練り物、お漬物、缶詰に瓶詰。乾物に麺類、お醤油やお味噌をはじめとする調味料。ここに載ってる商品を知ってると、とても嬉しい。『これ食べてことあるよん。美味しいよね。好き』って、なんだか上機嫌。これK●LDIで買ったな。って商品もたくさんある。A●azonの欲しいものリストに入れてるものがたくさんあって、『もうこれ買いじゃん』って、ひとりで大騒ぎ。ちりめんの時期になったら「みざん」買って、ちりめん山椒作ろうっと。「もみわかめ」食べてみたいな。楽しかったです。2025/04/13
けんとまん1007
54
ただただ、楽しい。栃尾の厚揚げ、竹田の厚揚げはどちらも美味しい。去年、2度、鳥取へ行ったので加路屋さんの竹輪が懐かしい。写真が掲載されている4種類を買ってきた。鳥取駅近くの鳥取駅前食品市場のおばあちゃん、元気かなあ~。2025/02/09
よこたん
38
“全国各地のご当地スーパーほかで定番商品として売られている、その地域ならではのおかず” あ〜いつまでも眺めていられる津々浦々の味。私の未知の味は、誰かのふるさとのお馴染みの味なのだ。約400品中、食べたことのあるのは43品くらいだった。海苔の佃煮の「磯じまん」「アラ!」、伊藤ハムの「ポールウインナー」が全国区でなかったことに衝撃を受けた。青森のねぶた漬、岐阜の明宝ハムをまた食べたくなった。青森の具沢山の玉子とうふが気になる。個性あふれる麺や、ローカル調味料も楽しい。北海道の、らわんぶきの水煮食べたい。2024/11/25
あじ
27
ご当地スーパーのパイオニアと言えば、菅原佳己さんが筆頭だ。今回はタツミムックの人気シリーズ懐かし大全【おかず】部門で腕をぶるぶるふるう。過去の著書で紹介し反響を呼んだ岐阜の“あげづけ”を外さずに、埋もれた逸材を更に掘り起こしている。個人的に長野の“遠山ジンギス”が気になった。道産子としてはジンギスカンと言い切ってしまいたいが、異なる文化のジンギスなのだ。長野のおやきと北海道でいうおやきは別物であるように理解しておりまする。常日頃から地元スーパーを利用する、それこそが旅先スーパーで効力を発揮する下地なのだ。2024/11/24