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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
109
赤ん坊の頃に寺に棄てられ、その寺の夫婦に育てられた青年、雪之丞と、彼を婿にとったリンゴ農家の娘、朝日が主人公。リンゴ農家なので舞台は青森か岩手か?そのあたりの東北で、セリフも東北弁。まずこのセリフのリズムに慣れるのが個人的には大変だったけれど、ほのぼのした農家の日常ストーリーかと思っていたら、意外な展開になって驚いた。でもすごく引き込まれる。そしてお見合いで結ばれた新婚夫婦の初々しさと、確かな愛情を育んでいっているかわいい会話に和まされる。それだけに、今後の展開が恐ろしくなる。どうなるんだ朝日。2013/07/11
ネロ
31
「地上はポケットの中の庭」の田中相さんの初連載作と聞いて気になり購入。時代は昭和。拾われ子の雪之丞とりんご農家の跡継ぎ、朝日のお見合い結婚から物語は始まります。雪深い青森でりんご農家の仕事を手伝う雪之丞はある日森の奥に自生する見事なりんごの巨木を見付け、その果実を持ち帰り熱病に苦しむ朝日に食べさせます..このあたりから物語はぐっと深く、得体の知れない怖さが。視界がぐにゃりと歪み、非日常の世界に引っ張り込まれます。朝日の身体に起こる変化は何の兆しなんでしょうか?おぼすな様とは?これは気になる〜!2012/07/16
月子
27
雑誌で紹介されていて気になっていた所、一巻無料だったので。面白くなってくるのはもっと先の巻なんだろうな(。>_<。)気になる。2014/12/12
流之助
26
Kindleにて無料対象のため読んでみた。祖父が果樹農家をしていたのもあり自分の育った環境もあり朝日の立場に寄り添って読んでいたと思う。ただ、わたしはあのムラ的な枠組みが苦手でほとんど手放してしまった側の人間。雪之丞が初めて上辺だけの笑顔を止め諦めない気持ちを抱くラストのシーン、寄る辺なく小舟で漂っていた彼がその舵を自ら切ろうと漕ぎ出す絵がとても印象的。神なる存在に触れた時の空間の歪む描写もゾクゾクする。2019/06/18
ゆう
23
読友さんに教えていただいて。りんご農家に婿入りした雪之丞。村の言い伝えを知らずに、してはいけないことを妻の朝日してしまう。先に教えてあげたらこんなことにはならなかったのに…切ない。こういう古い言い伝えに良いことはないんだよ~!1巻はまだまだプロローグ的な感じ。近づいてくる不穏な気配。次巻から動きそうな予感。カバーの裏側の「津軽林檎新聞」も読みごたえあり。2014/03/01
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