内容説明
亜樹のうっかりで「あやかしの鏡」から飛び散った「力のある言葉」。それらを回収できないと、日本がこわれる―。突風が吹き荒れ、人々が切りつけられる謎の事件が多発し、街は大混乱に。その危機に直面し、土蜘蛛や鬼や河童たち「古き種族」が集結する。土、水、火、風…太古の昔からの精霊鬼が荒れ狂うさまを前にして、亜樹に託された重大な使命とは?冒険はさらに佳境へ。小学上級から。
著者等紹介
香谷美季[カガヤミキ]
4月9日生まれ。明治学院大学社会学部を卒業後、OL、フリーターを経て少女小説家に転身
友風子[ユウフウシ]
8月5日生まれ。雑誌にイラスト・まんがを掲載のほか、児童書や小説のさし絵を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
11
「あやかしの鏡」から「力のある言葉」が飛び散ったことが原因で各地に次々と異変が起こる。このままじゃ日本が壊れてしまう・・。その時亜樹たちは?シリーズ第5弾。やってしまいました。。4巻目を抜かして先にこちらを読んでしまいました。知らないキャラの登場や他にも色々な変化はありましたが、疑問に思いながらも最後まで楽しく読めました。亜樹のどこかのんびりしたところにはちょっとイラっときましたが、全体的にシリーズを重ねるごとにドンドン面白くなってきています。今度は中学生編。続編が待ち遠しいです。★★★★2011/01/20
ダージリン
5
やっと亜樹の本領発揮か!・・・と、小学生編が終わってしまった。「古き種族」の出番がしばらくなさそうですが、きっと素敵な新キャラが登場してくれることでしょう!中学生編楽しみにしてます。2010/10/02
yumiha
1
次々と個性的な登場人物&謎をどう収束させるんだ?と心配しながら、やっぱり最後まで読んでしまった。おお、こうやって終るんだぁ~。これで、明日から安心して違う本を読めるわ。それにしても、竜の夢の中の姿が、△△(ネタばれなので伏字)だったなんて、似てるといえば似てる気もするが、△△なんか、毎年ベランダで育ててるよ~(笑) 最後に注文を。鏡子ちゃんの京都弁ちゅうか公家言葉ちゅうか、かなりいい加減だと思うので、ちゃんと正確なものにして欲しかったっす。2011/02/23
麻香
1
これにて小学生編終了。もう一巻ぐらいあると思ってたから展開が急に感じた。それでもおもしろい。好きだ。あやかしの鏡が傷ついたことで飛び出した力ある言葉の成り立ち?と古代の歴史も絡むあたり作者さんだなあと思う。児童書じゃなきゃ蘊蓄が盛り沢山だったんだろうなと。酒呑童子や土蜘蛛、河伯など知り合った妖怪たちとはしばしの別れ。チャーリーと二人、おバカ故の強さでアキには頑張って欲しい。2010/09/17
快斗
0
本当に最高やった。面白い。読んで、そして自分も旅をしてきたという感じ。きちんと収まってよかった。でも中学生編て。どんな物語だろう。2012/08/30
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