講談社+α文庫<br> 真説 毛沢東〈上〉―誰も知らなかった実像

個数:

講談社+α文庫
真説 毛沢東〈上〉―誰も知らなかった実像

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 04時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 784p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816588
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0123

出版社内容情報

『ワイルド・スワン』の著者が、長年にわたる調査と関係者への取材をもとに、驚くべき新事実を盛り込んで描き出す新しい毛沢東像建国の英雄か、残虐な独裁者か――。

没後40年、毛沢東とは何者だったのか? 

世界的大ベストセラー『ワイルド・スワン』の著者が長年にわたる調査と関係者への取材をもとに描き出す、まったく新しい毛沢東像! 

20世紀中国の驚くべき新事実をふんだんに盛り込んだ衝撃的歴史大作。

本書を読まずして、現代中国は理解できない!

第一部 信念のあやふやな男
第一章 故郷を出る
第二章 共産党員となる
第三章 なまぬるい共産主義者
第四章 国民党内での浮沈
第二部 党の覇権をめざして
第五章 紅軍を乗っ取り、土匪を平らげる
第六章 朱徳を押さえこむ
第七章 さらなる野望、妻の刑死
第八章 血の粛清で「主席」へ
第九章 中華ソビエト共和国
第十章 逆風の中で孤立する
第一〇章 長征から外されかける
第一二章 長征(一)蒋介石の心算
第一三章 長征(二)黒幕として実権を握る
第一四章 長征(三)モスクワを独占する
第三部 権力基盤を築く
第一五章 劉志丹の死
第一六章 西安事件
第一七章 「共匪」から国政へ
第一八章 新しいイメージ、新しい生活、新しい妻
第一九章 戦争拡大の陰に共産党スパイ
第二〇章 抗日より政敵排除・蒋介石打倒
第二一章 中国の分割を望む
第二二章 新四軍を死の罠にはめる
第二三章 恐怖の力で基盤を固める
第二四章 王明に毒を盛る
第二五章 中国共産党最高指導者
第四部 中国の覇者へ
第二六章 「革命的阿片戦争」
第二七章 ソ連軍がやってくる!
第二八章 ワシントンに救われる
第二九章 スパイ、裏切り、私情で敗れた蒋介石
第三〇章 中国制服
第三一章 共産中国ただひとりの百万長者


ユン・チアン[ユン チアン]
著・文・その他

ジョン・ハリデイ[ジョン ハリデイ]
著・文・その他

土屋 京子[ツチヤ キョウコ]
翻訳

内容説明

毛沢東(1893‐1976)―世界人口の4分の1を占める中国人民を数十年にわたって絶対的に支配し、20世紀指導者の誰よりも多い7000万有余という数の国民を平時において死に追いやった人物―は、小作農の息子として生まれた。長年にわたる調査と関係者への取材で、次々と明らかになっていく驚くべき新事実。『ワイルド・スワン』の著者が、まったく新しい毛沢東像を描き出す。圧倒的歴史巨編、ついに文庫化!

目次

第1部 信念のあやふやな男(故郷韶山を出る―一八九三~一九一一年 毛沢東誕生~一七歳;共産党員となる―一九一一~二〇年 毛沢東一七~二六歳 ほか)
第2部 党の覇権をめざして(紅軍を乗っ取り、土匪を平らげる―一九二七~二八年 毛沢東三三~三四歳;朱徳を押さえこむ―一九二八~三〇年 毛沢東三四~三六歳 ほか)
第3部 権力基盤を築く(劉志丹の死―一九三五~三六年 毛沢東四一~四二歳;西安事件―一九三五~三六年 毛沢東四一~四二歳 ほか)
第4部 中国の覇者へ(「革命的阿片戦争」―一九三七~四五年 毛沢東四三~五一歳;ソ連軍がやってくる!―一九四五~四六年 毛沢東五一~五二歳 ほか)

著者等紹介

ユンチアン[ユンチアン] [Halliday,Jon]
1952年、中華人民共和国四川省生まれ。文化大革命が吹き荒れた1960年代、14歳で紅衛兵を経験後、農村に下放されて農民として働く。以後は「はだしの医者」、鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、苦学ののちに講師となる。1982年、ヨーク大学で博士号を取得。一族の人生を克明に描くことで激動期の中国を活写した『ワイルド・スワン』など、彼女の著書は世界40ヵ国で翻訳され、累計1500万部の大ベストセラーになっている

ハリデイ,ジョン[ハリデイ,ジョン]
ロンドン大学キングス・カレッジの前上級客員特別研究員

土屋京子[ツチヤキョウコ]
翻訳家。東京大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

勝浩1958

14
毛沢東は狂人か人非人としか言いようがない。27年間の支配下において処刑されたり強制収容所で非業の死をとげた人々の数は2700万人に達したという。恐怖政治によってしか党や人民を掌握できなかったのだから、政治家としては無能であったのだ。毛沢東の時代は今の時代よりも貧富の差が少なく、人びとは平等に扱われていたからという理由で、貧しい人びとは毛沢東を再評価しているようだ。中国の人びとは絶対に真実を知ることができないのだ。なんという不幸なことか。天安門事件も隠蔽されている。と言いながら、日本は大丈夫か?2016/08/27

伊藤チコ@革命的cinema同盟

6
どこまでが史実なのかが怪しくなるほどの毛沢東を攻撃。前に読んだ「毛沢東―日本軍と共謀した男―」をはるかに上回る。まだ上だけだけど、とにかく本作の毛沢東はクソ野郎すぎる。胸糞悪くなるほどの描写。逆に作者の主観が入り過ぎているんじゃないかと思ってしまうくらいの描写力。私も良心的だと思っていた周恩来や劉少奇がクソ野郎すぎて。。。分厚さも相まって体調崩しそう。中国共産党も農民から奪うわ殺すわでもうどうしようもない。イナゴの様に現れ食いつくしていく。仮に史実だとして、これで国共内戦勝てるの?2020/06/14

おおとろ

5
☆☆☆☆☆2020/11/25

うたまる

2
「人民が死ぬことは問題ではない。むしろ祝うべきことである」……人類史上最悪の暴君、毛沢東の評伝。建国の英雄の功績とはどの国でも切所での英断と勝利に彩られているものだ。しかし、その例に収まらないのが毛沢東という幸運者。彼はその生涯を通じて、敵味方を問わず脅し、殺し、破壊することしかしていない。それなのに覇権を掴めたのは、彼自身の資質というより周囲の思惑の微妙な作用。狡猾なソ連、軽率なアメリカ、単純な日本、拙劣な国民党、従順な人民。これらが相俟って毛沢東を押し上げた。20世紀の中国は魔に魅入られていたようだ。2019/08/31

dragon

2
絶対的専制政治体制であるということ。ソ連、米国、国民党との駆け引きも凄まじい。プロパガンダに騙される、見極めることが必要な時に見極められないという現代の様々な場面に対する警告でもある。2018/11/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11076546
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。