出版社内容情報
真珠湾奇襲から終戦の大詔まで、1347日間の戦場から日本人の「魂」の真実を描く。戦場体験者300名の肉声をもとにした労作。
真珠湾奇襲から終戦の大詔まで、1347日間にわたった先の戦争。講談社ノンフィクション受賞作家が、ライフワークとして積み重ねた戦場体験者たちへの聞き取り調査をもとに、太平洋戦争全体を見わたす通史を著した。著者が出会った戦場体験者は、提督・将官・兵士を合わせて計300人超。その貴重な肉声から、戦場で何が起きていたのかはもとより、死力を尽くして闘った日本人の「魂」の真実を描ききる。作戦解説47図を収録。
【著者紹介】
1934年生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を訊くために全国をまわる。1980年、4000枚の労作『ガダルカナル戦記』(光人社、のちに光人社NF文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に、小説『真説猿飛佐助』(講談社)、『弱き者は死ね』(廣済堂)、『尾張の宗春』『踊る一遍上人』(以上、東洋経済新報社)、ノンフィクションに『戦時少年ヒロシ』(光人社)、『ミッドウェー戦記』(『あ々軍艦旗』より改題、光人社NF文庫)、『東條英機』(光人社NF文庫)などがある。
内容説明
太平洋戦争の研究を「生涯の業」とする講談社ノンフィクション賞受賞作家が、将兵三百人への取材をもとに描く戦場の真実。真珠湾奇襲から終戦の大詔まで、一三四七日間に及ぶ大日本帝国の闘いを辿る。上巻は、日本軍が快進撃をみせた緒戦から、攻守の転換点となったガダルカナル島争奪戦までを収録。
目次
第1章 対米交渉と開戦―一九三七‐一九四一
第2章 比島マレー進攻作戦―一九四一‐一九四二
第3章 ジャワ海の掃討とビルマ進攻―一九四一‐一九四二
第4章 ミッドウェー海戦―一九四二
第5章 戦機ソロモン海に満つ―一九四二
第6章 ガダルカナル島争奪戦―一九四二‐一九四三
著者等紹介
亀井宏[カメイヒロシ]
1934年、東京都葛飾区に生まれる。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年、『弱き者は死ね』で小説現代新人賞受賞。三十代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を聞くために全国をまわる。その聞き取り資料は、第一級の史料として近現代史研究家の間で高い評価を得ている。1980年、『ガダルカナル戦記』(光人社、のちに光人社NF文庫)で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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19690702
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