内容説明
2005年に30代前半を迎えている女性たちは、中高校生の頃“イチゴ世代”と呼ばれていました。団塊ジュニアが15歳になったから、というネーミングでした。そんな少女たちに一大ブームを巻きおこしたX文庫ティーンズハートの花井愛子作品群。“あの頃”みんなが夢見た世界の、意外に大爆笑だった裏側は。
目次
前身のこと。―コピーライター・マンガ原作・児童ジャンル・ノベライズ
スタートのこと。―たのしい幼稚園・少女フレンド・コバルト・オリーブ
工夫のこと。―名作文学・マンガ雑誌・官能小説・文庫
制作者のこと。―3局企画部・文芸局・男性コミック誌・ミュージカルスタッフ
ディレクションのこと。―パッケージ・リサーチ・自主コンペ・チームワーク
仲間のこと。―新年パーティー・独立系・企業事情・昔話
役割のこと。―編集作業・マーケティング・セルフプロデュース・31歳
ブームのこと。―ヒット商品・10代少女・ブランド・露出度
販促のこと。―総合エンタメ・市場拡大・パートナーシップ・フェードアウト
キャラクターのこと。―隣人・ジャニーズ系・中高校生・団塊ジュニア
傍観のこと。―17歳・停滞期・スーパースター・純愛
可能性のこと。―別名・大人の少女小説・手書き・継続
花井愛子の「こんなに書いて働いてました!」リスト
ゲストメッセージ・ティーンズハートと花井愛子と「私」
著者等紹介
花井愛子[ハナイアイコ]
1956年11月30日生まれ。神戸出身。一般企業のOLから広告の世界へ。制作会社勤務のコピーライター時代は『カゴメ』『ワコール』『三菱銀行(当時)』などのクリエイティブワークを手がける。1985年独立。広告と出版の企画プロデュース業に加えて少女小説の執筆を開始。ヒット作を連発する。大人向けの作品も好評。マンガ原作も多数。タレントとしても活躍中。著書は200冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なるときんとき
紅
schizophonic
いちこ@文庫派
すばる