内容説明
二十年ぶりに初恋の相手と再会した男と女。二人はそのままラブホテルに。鎮守の森での初体験と熟れきった性戯が交錯する表題作。憧れの映画スターのポスターをそれぞれ壁に張り、セックスを楽しむ二人の意外な秘密を描く「似顔絵セックス」など、大人の果てしないエロスを絶妙な筆致で表現した官能短編集。
著者等紹介
勝目梓[カツメアズサ]
1932年東京都生まれ。炭鉱労働者、運転手、新聞記者、編集者など様々な職業に就きながら「文芸首都」の同人となり小説を発表、芥川賞および直木賞の候補となる。1974年「寝台の方舟」で小説現代新人賞を受賞
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