内容説明
「比較福祉」の方法論。「当然の前提としていること自体」に光をあてて、そこにある論理性を探り、考える楽しさを学ぶ。
目次
開講の章 この「本」で学ぶことは…。
1章 比較福祉論への接近―「何」を「いかに」問題とすべきか?
2章 比較福祉研究の現状―「何」と「何」を比較しようとしているのか
3章 比較福祉の重層的構造―比較福祉の基礎となるデータの重層性
4章 比較福祉研究の方法―社会保障の日仏比較歴史からのアプローチ
5章 比較福祉研究と歴史的時期区分―「旧い論理」と「新しい論理」の相互関係
6章 福祉と「セックス」・「ジェンダー」比較―「約束された議論」の前提
7章 比較のための「圏域設定」―「地域医療計画」の設定をめぐっての調査から
8章 福祉の国際比較と「ケース」検討―「実態」のとらえ方と「再構成」の手法
著者等紹介
久塚純一[ヒサツカジュンイチ]
1948年札幌市生まれ、同志社大学法学部法律学科、九州大学大学院法学研究科を経て、早稲田大学社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 高校数学1サブノート