出版社内容情報
千年に一度の大震災とネット時代を生き残る言葉とは?「戦争」と「青春」をキーワードに時を超える方法を探る永遠の青春魂宣言!
僕のことを覚えていてほしい。僕のことが大嫌いでも、とにかく僕のことを覚えていてほしい。いつまでも。いついつまでも。そのためには、何かを成さなければならない。それも、すさまじくデカイことを。だけど僕はもう三十路で、家庭を持ち、3・11に衝撃を受けてしまった。どうすればいい。どこにでも転がっている普通人間が、どうすれば時の流れを乗りこえられるか――。
千年に一度の大震災とネット時代を超えて生き残る言葉とは?「戦争」と「青春」をキーワードに時を超える方法を探る気鋭作家の青春小説講座!
【著者紹介】
佐藤友哉(さとう・ゆうや)
1980年生まれ。2001年、『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞を受賞しデビュー。2007年、『1000の小説とバックベアード』で第20回三島由紀夫賞を受賞。他の著書に、『クリスマス・テロル』『子供たち怒る怒る怒る』『灰色のダイエットコカコーラ』『デンデラ』『333のテッペン』などがある。『デンデラ』は2011年に映画化。
目次
第1講 割と暗い絵―野間宏『暗い絵』
第2講 〓(はさみむし)のすえ―武田泰淳『蝮のすえ』
幕間劇
第3講 深夜の主演―椎名麟三『深夜の酒宴』
第4講 十二月七日―太宰治『十二月七日』
第5講 ライ麦畑でつかまえてくれ―J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
著者等紹介
佐藤友哉[サトウユウヤ]
1980年生まれ。2001年、『フリッカー式鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞を受賞しデビュー。2007年、『1000の小説とバックベアード』で第20回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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