内容説明
伽藍復興の歴史をふりかえり、現代そして未来への願いを語る、奈良・薬師寺新管主の書き下ろし。日野原重明氏、梅原猛氏、平山郁夫氏との対談も収録。
目次
第1章 来た道は想い出の道(不可思議にも薬師寺へ―縁の道;「チェンジ!」―世界の空の下で;永遠なるものへの努力―伽藍復興の道 ほか)
第2章 往く道は菩薩行の道(リレー・ランナーとして―先人の心を継承;目指しゆく―心と文化のまほろば;あい携えて―世界平和への道 ほか)
第3章 対談・達人の道は理想の道(梅原猛先生―自利に生き、利他に生きる;日野原重明先生―老いて創める、いきいきと生きる;平山郁夫先生―与えられた命を生ききる)
著者等紹介
安田暎胤[ヤスダエイイン]
昭和13年岐阜市に生まれる。同25年12歳で出家し、薬師寺入山。同37年龍谷大学大学院修士課程修了。同39年5月より4ヵ月間、名古屋大学学術調査隊員としてアフガニスタンを踏査。同42年薬師寺執事長となり、故高田好胤管長と共に伽藍復興に努める。平成10年薬師寺副住職、同15年薬師寺管主となる
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