内容説明
われわれを取り囲む文化とは、巨大な記号の体系に他ならない。言語においても単語はそれぞれの意味をそなえた記号であり、それらが集まってできる文は複合的な記号となる。想像力ないし創造力を駆使して微妙な言語現象を分析・解読するレトリックの認識こそ、記号論のもっとも重要な主題なのである。言語学を越えた〈記号論としてのレトリック〉の領野を呈示した著者のレトリック研究の集大成の書。
目次
認識とイメージのレトリック
創造性としてのレトリック感覚
自分だけのものでない言語
「らしさ」について
ことば
強調の記号論へ
言語と逃れ去る文学と〔ほか〕
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