メディアワークス文庫 どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。〈１〉

優木 凛々【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 304p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049153026
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　子爵令嬢クロエには、前世で殺戮の魔道具を作っていた記憶がある。およそ千年後の平和な世に転生した彼女は決心した。「今世では、人々の生活を守る魔道具を作ろう」と。
　そうして研究に没頭していたある日、卒業パーティの場で親友の婚約破棄騒動が勃発。しかも断罪内容は嘘まみれ。親友を救うため、クロエが真実を全て遠慮なくぶちまけた結果――命を狙われることに
なってしまい、大ピンチ！
　そんなクロエを救ってくれたのは、親友の兄であり騎士団副団長でもあるオスカーで？

《登場人物》
■クロエ
国の筆頭魔道具師だった前世の記憶を持つ。
親友を助けた結果命の危険が迫ったため、オスカーの手引きによって隣国へ亡命することに。

■オスカー
王宮付き第一騎士団の副団長。クロエの親友の兄でもある。
クロエを助けるため亡命の手配をしたが、クロエが王都を離れてしまうことに複雑な心境のようで？

内容説明

子爵令嬢クロエには、前世で殺戮の魔道具を作っていた記憶がある。およそ千年後の平和な世に転生した彼女は決心した。「今世では、人々の生活を守る魔道具を作ろう」と。そうして研究に没頭していたある日、卒業パーティの場で親友の婚約破棄騒動が勃発。しかも断罪内容は嘘まみれ。親友を救うため、クロエが真実を全て遠慮なくぶちまけた結果―命を狙われることになってしまい、大ピンチ！そんなクロエを救ってくれたのは、親友の兄であり騎士団副団長でもあるオスカーで？

著者等紹介

優木凛々［ユウキリンリン］
神奈川県出身。Ｗｅｂに投稿した『男性不信の元令嬢は、好色殿下を助けることにした。』（一迅社）にてデビュー。現在も精力的に投稿活動を行い、多くの作品の書籍化が決まっている。今最も勢いのある作家のひとり（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[尚侍]

とっても面白かった。冒頭からいきなりテンプレの展開が来てどうしようかと思いましたが、そこからは悪女展開ではなく悪女的ポジションのキャラを助ける主人公ということで、なるほどこういう話の流れもあるのかと思わされました。全体的によくある展開ではあるものの、きちんとした文体で非常に読みやすく、これは続きを読みたいなと思いましたね。MW文庫でこの手の内容は個人的に合わない作品が多かったので、そういう意味でも続きが楽しみです。

2023/10/15

[りんりん]

★★☆

2023/10/02

[starly]

何よりも魔道具が好きな主人公、クロエ。目立つ事はせずに慎ましくひっそりと生活しようとするものの好きな事になると夢中になるものだからバレるのも時間の問題かも……。あとは、夢中になるほど恋愛にも鈍感だから好意寄せてる男性は苦戦しますね。

2025/06/21

[史]

物騒なタイトルですが、肩の力を抜けつつ読めるファンタジー。ほんのちょっぴりロマンスの味付けあり。淡々としているけれども、その落ち着いた空気感がとても居心地の良いものである。悪くない。

2024/02/08

[万論]

ネット小説の書籍化。お決まりの断罪から始まるストーリーに転生・魔道具とワクワクもりもり。でも、書籍化されたのはわかりやすくて、面白い。この先が楽しみ。

2023/10/26