角川文庫<br> 零戦―その誕生と栄光の記録

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角川文庫
零戦―その誕生と栄光の記録

  • 堀越 二郎【著】
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 角川書店(2012/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041006238
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「日本の技術」の頂点・零戦、主任設計者の開発秘話

世界の航空史に残る名機・零戦の主任設計者が、当時の記録を元にアイデアから完成までの過程を克明に綴った技術開発成功の記録。それは先見力と創意、そして不断の努力が見事に結晶したものだった。今に続く貴重な技

内容説明

世界の航空史に残る名機・零戦の主任設計者が、当時の記録を元にアイデアから完成までの過程を克明に綴った貴重な技術開発成功の記録。それは先見力と創意、そして不断の努力が見事に結晶したものであった。「われわれ技術に生きる者は、根拠のない憶測や軽い気持ちの批判に一喜一憂すべきではない。長期的な進歩の波こそ見誤ってはならぬ」日本の卓越した技術の伝統と技術者魂を見直すことが問われる今こそ、必読の一冊。

目次

序章 昭和十二年十月六日
第1章 新戦闘機への模索
第2章 不可能への挑戦
第3章 試験飛行
第4章 第一の犠牲
第5章 初陣
第6章 第二の犠牲
第7章 太平洋上に敵なし
終章 昭和二十年八月十五日

著者等紹介

堀越二郎[ホリコシジロウ]
1903年、群馬県生まれ。東京帝国大学航空学科卒業後、三菱内燃機(現三菱重工業)に入社。戦時中は九六式艦上戦闘機、零式艦上戦闘機を含め、雷電、烈風と、世界の航空史に残る名機の設計を手掛けた。戦後は三菱重工業参事、新三菱重工業参与を経た後退職。東京大学、防衛大学校、日本大学などで教鞭をとった。1982年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kawai Hideki

115
零戦の設計技師による開発秘話。重さという制約条件を考慮し、相反する要件を満たすため小さな部品一つまで絞りに絞り込んでいく過程は、ノートPCの開発秘話のよう。資源も技術力も足りない日本にあだ花のように咲いた零戦は、驚異的な航続距離と運動性能で、空戦や海戦の常識をことごとく一新する。一方で、軍の戦略はあくまでも総花的で選択と集中ができないままずるずると負けていき、零戦の航続性能に頼り切った用兵で戦場間の距離は長くなる一方。最後は神風特攻に。泣ける。技術の優位性だけでは戦略の優位性は覆せないという、尊い教訓。2013/11/26

ゲンショウ

114
風立ちぬを観て…拝読。美しい…この想いの下で造られたもの。その功罪に関わり無く、人は造らずには居られない。原子爆弾を造った人々もまた、同じ…なのでしょうね。天地は仁ならず、万物を以て芻狗と為す。人の為す事もまた、芻狗にて…。2013/08/21

とし

112
日本の物づくり多くの技術者結晶、零戦がいかに素晴らしく優れていたのかと感動しました。2016/08/12

シン

86
「風立ちぬ」の映画公開と「永遠の0」を読んだ流れでこの作品を手に取ってみた。細かな技術的なことはわからないが、零戦のかは開発に作者は非常に熱意を持って行っていたと思う。それだけに神風特攻隊については非常につらかったと思う。2013/12/03

桜もち

84
ゼロ戦設計者の堀越氏が開発、実験、実用、終戦までを振り返る。技術的な記述は難解さを抑え、モノづくりと商品開発について今でも役立つと感じる考察が盛りだくさん。太平洋戦争中、比類なき強さを誇ったゼロ戦だが、後継機は作れず。アメリカは打倒ゼロ戦を掲げ、天文学的工業力で続々と新戦闘機を開発、量産していく。雲霞のごとく襲いかかる新戦闘機の群れに華奢な旧式ゼロ戦が突っ込んでいくのを想像したら本当に悲しい。その中にはパイロットがいるわけで。これは作り手視点だが乗り手視点の最たるもの『大空のサムライ』もおすすめしたい。2017/04/15

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