出版社内容情報
「日本の技術」の頂点・零戦、主任設計者の開発秘話
世界の航空史に残る名機・零戦の主任設計者が、当時の記録を元にアイデアから完成までの過程を克明に綴った技術開発成功の記録。それは先見力と創意、そして不断の努力が見事に結晶したものだった。今に続く貴重な技
内容説明
世界の航空史に残る名機・零戦の主任設計者が、当時の記録を元にアイデアから完成までの過程を克明に綴った貴重な技術開発成功の記録。それは先見力と創意、そして不断の努力が見事に結晶したものであった。「われわれ技術に生きる者は、根拠のない憶測や軽い気持ちの批判に一喜一憂すべきではない。長期的な進歩の波こそ見誤ってはならぬ」日本の卓越した技術の伝統と技術者魂を見直すことが問われる今こそ、必読の一冊。
目次
序章 昭和十二年十月六日
第1章 新戦闘機への模索
第2章 不可能への挑戦
第3章 試験飛行
第4章 第一の犠牲
第5章 初陣
第6章 第二の犠牲
第7章 太平洋上に敵なし
終章 昭和二十年八月十五日
著者等紹介
堀越二郎[ホリコシジロウ]
1903年、群馬県生まれ。東京帝国大学航空学科卒業後、三菱内燃機(現三菱重工業)に入社。戦時中は九六式艦上戦闘機、零式艦上戦闘機を含め、雷電、烈風と、世界の航空史に残る名機の設計を手掛けた。戦後は三菱重工業参事、新三菱重工業参与を経た後退職。東京大学、防衛大学校、日本大学などで教鞭をとった。1982年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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