出版社内容情報
本書は「1手ずつ解説する○○○」シリーズの第1弾です。従来の定跡書は1で何手も指し手が進むことがありました。有段者の方なら普通に読み進めていくことができるでしょうが、級位者の方の中には、「解説手順を頭の中で並べるのが大変」という悩みがあったのではないかと思います。そこで、本シリーズでは1に進む手数を2手~4手にして、1手ずつ、丁寧に解説していきます。
その第1弾となる本書のテーマは振り飛車の中でも最も愛用者が多く、将棋の基本が学べる「四間飛車」。著者は四間飛車の愛用者であり、受け方やさばき方のポイントをよく知る西田拓也四段です。まず基本的な指し方から始まって、対急戦の受け方、振り飛車の天敵ともいえる居飛車穴熊への対抗策、そして対右四間飛車の攻略法まで、振り飛車を指したことがない方でも指せるように、丁寧に解説しています。
最近、また角道を止める四間飛車がよく指されるようになってきました。やはり、四間飛車はプロにとっても魅力的な戦法なのかもしれません。本書を読んで、振り飛車で勝つ楽しさを味わってください。
内容説明
ベーシックな振り飛車を級位者にもわかりやすく!四間飛車の定跡を意味からきちんと覚えよう!
目次
第1章 四間飛車vs棒銀(基本的な対棒銀の指し方;後手、原始棒銀;後手、本格派の棒銀)
第2章 四間飛車vs急戦(対ナナメ棒銀;対後手6五歩早仕掛け)
第3章 対居飛車穴熊
第4章 対右四間飛車
著者等紹介
西田拓也[ニシダタクヤ]
1991年8月25日生まれ。京都府京都市出身。2005年、6級で奨励会入会。森信雄七段門下。2017年4月、四段。四間飛車や三間飛車を得意とする振り飛車党。第60回奨励会三段リーグにおいて、史上初となる無傷の14連勝で四段昇段を決めた。2017年、第7期加古川青流戦決勝三番勝負で棋戦初優勝。『1手ずつ解説する四間飛車』が戦術書のデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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