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出版社内容情報
「古着好きの憧れと悲哀が詰まった作品です!
古着漫画という新しいジャンルを体感させていただきました!」
さらば青春の光 森田哲矢
「自分の本心に気づいてないんだね」
そう言い残して出ていった恋人の本意に、元カノを通して少しだけ近づくことができた椹木。残りの元カノたちとも再会を果たせば、自身をアップデートしてなにもかもうまくいくのではとたくらんだ矢先、不穏な空気を纏った彼女が帰ってきて……。仕事も恋も悩みは尽きず、古着駄話も尽きず……。
手痛い過去と向き合って、こじれた人生を取り戻せ!
◎西尾雄太 ビームコミックス好評既刊
『水野と茶山』
◎コミックビーム 公式ツイッター
@COMIC_BEAM
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
7
もう他人から指摘されちゃってるけど、錕クンさあ根本的に誰かと一緒にいるのに向いてないし別にそれが絶対悪でもないよっていう。それを認めず、自分を曲げないままでパートナーは欲しいってところに矛盾があるだけで。何か指摘されても絶対に否定から入ろうとする性根を改めるか、自分の世界を堅持していくのかどちらか選べっていう話だった。2023/04/04
ぷほは
6
元カノに会いに行く際の服選びで「こういう服で喜んでもらえるだろうか」という視点がいっさい登場せず、主人公は服を着ることを徹底的に自己表現としてみているだけということが、その後の展開を暗示させる。交通事故の当たり屋のような傍迷惑な巡礼の旅ではあるが、こういう周囲に無頓着に迷惑をかける人間を「純粋」だと勘違いさせてしまうような何かが確かにあることも認めざるを得ない。同好の士で浸ることの危うさは身に染みているはずなのに、どうして私達は陳腐な自分から、モノに陳腐でなさを見出すことで脱却できると思い込めるのだろう。2023/03/12
勧善寺藍(かんぜんじ あい)
6
同時購入第2巻 元カノ二人目との邂逅 読んだ感想 主人公、とんでもなくデリカシーないな あんな別れ方した元カノにあいに行ける神経がすごい しかも今カノの相談って・・・ 主人公冷淡にあしらわれて憤ってたけど、そらそうやろ。 俺が元カノでも同じ態度取るなー 今カノもそら出ていくよ。 第3,4の元カノには大丈夫だろか・・・ あ、古着のうんちく今回も健在 個人的には服には全く無頓着ですが、こういう知識得られるのはとてもよい。2023/02/25
s_s
3
古着への執心が強すぎて、それ以外のことに盲目的になっている傾向があることは、もはや言うまでもない。「好き」を仕事にしている主人公の姿には憧れる部分もあるが、人の心に対する認識が甘く、危うささえ感じる。都合のいい解釈を持つ椹木に「あんた ガキのまま なのよ」という言葉が残酷に刺さる場面には、読んでいて「そうなるよね」と思いつつ、凍るまではいかないものの背筋が冷たくなった。残るところあと1巻ではあるが、どうやってゴールするのか全く見えてこない。心を抉るような結末は回避してほしい。2024/02/06
東晃
3
この主人公、なんで他人と一緒にいたいんだろうか読んでてどんどんわからなくなってきたな 星四つ2023/06/06