出版社内容情報
マンガ、アニメ、ゲーム、上手な承認欲求の満たしかた、気の合う友だちの見つけかた、逃げ込める場所のつくりかた。大切なことは全部インターネットから教わった――。平成インターネットが生み出したモンスター福田ナオちゃんの、基本的には楽しいことしか起きない日常をお届けします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
生ハム
15
ツイッターでおなじみ、福田ナオ先生の書籍。まさか、このタイトルが強い決意のもと生まれていたものだったなんて。「新卒で就職した会社でうまく行かなくて、退職して・・・でも、好きなものは好きなままでいてくれました」。重たく、そして救いのある言葉だなと思いました。描き下ろしは福田ナオ先生の半生。これが大変に読み応えがあり、また、壮絶な人生であったことが伺えます。何より、タイトルに込められた想いが伝わってきます。そう。インターネットは”リアル”がどうであれ、楽しいことが詰まってる世界。救われますよね。2022/06/18
Ex libris 毒餃子
11
意図的に楽天的な話を描いているため、意志の力を感じます。アラン『幸福論』の実践かなあ。クジラックス先生の邂逅が非常に面白い。2022/06/22
524
5
☆6 インターネットでイラストを上げている人が日常生活を面白おかしく描くエッセイ漫画。Twitterにて公開していたショート漫画をまとめた作品。30歳前後でニコニコ動画などのネット社会にハマった人ならおそらく共感できるネタが多め。ただ、版権ネタはおそらく意図的に外されているため、あるある~ってなる頻度は思ってたよりも低め。【お子気に入りキャラ:福田ナオ】2022/05/26
のぞみ子
4
インターネットの申し子によるタイトル通りの日常の物語。強烈な意思に導かれていることは描き下ろしでも明らか。応援したい。2022/06/21
pieta
4
「『酔うと精細を欠いてしまう趣味』も大事だから飲めないというオタクのジレンマに苦しんでいます」グングニルとかラフメイカーのflashは観てたけど、会員登録が妙に心理的ハードル高くてニコニコ見始めたのはだいぶ後になってからだったな(隙自語)。2022/05/28