好きなものを「推す」だけ。共感される文章術

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好きなものを「推す」だけ。共感される文章術

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046047571
  • NDC分類 816
  • Cコード C0030

出版社内容情報

本書は「推す」ことをテーマにした世界初の本。
好きなモノ、コト、ヒトについて、「どこがどう素晴らしいのか」を上手く言葉化できる人は、人生のあらゆる面で成功することができます。

私たちは日々、「推し力」を試されるシーンに立っています。
営業やプレゼンでは自分の担当するモノやサービス、あるいは自社そのものを推し、就職面接では、自分のことを推します。
家族や友人とは「どの俳優がいい」「どの芸人が面白い」論争に花を咲かせます。
SNSでは、会ったことのない人とでも、同じ「好きなモノや人」の話で盛り上がります。誰かのレビューを見て、見る映画や買う本を決めたりします。
だから今、大企業と広告代理店が束になっても敵わないほどのパワーを、個人が持っているのです。「1億総ジャーナリスト時代」といえるでしょう。

本書では、人間関係を円滑にし、仕事を上手くいかせ、SNSでも共感を得られる「推す」文章術=アウトプット術を紹介します。

内容説明

本当に好きなものを推して2500万PV獲得、仕事の依頼も絶えなくなったトップブロガーの全スキル。

目次

はじめに あなたの推しが、世界を変える
第1章 「推し」が令和のサバイバルスキルになるこれだけの理由―1億総ジャーナリスト時代、好きを言語化する意味
第2章 推し文を書く準備はいいか―あなたの大好きなモノ・ヒト・コトは、あなたに推されるのを待っている
第3章 推し文を書こう―推し続けてきたオタクが編み出した、共感を生む18の文章術
結章 何かを本気で好きになれるのは、才能だ―好きなものを推すだけで、人生が変わる
あとがき 推すことは、自分を知ること

著者等紹介

Jini[JINI]
ゲームジャーナリスト、批評家、編集者。2014年にブログ「ゲーマー日日新聞」を立ち上げ、2500万PVを達成。noteにて有料マガジン「ゲームゼミ」を開設し、フォロワー2万4000人突破。ゲームメディアの副編集長を務めつつ、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」にもレギュラー出演。魅力的なゲームを各地で「推し」ながら、ゲームの文化的価値を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

u1

20
僕も推したいものを思い出した。カギっ子なのにTVゲーム禁止だった少年時代。雪のふる日、枕元には大きな赤い箱。嘘だろ…包み紙から透けるNintendo64。そして「スマブラ」。全てのスティックは勿論ブランブラン。コマンド入力の速さ極めし者よ、ふんばるヨッシーの声だけ残して、キャラは地面にいる、あの感じ。地元の猛者を倒しては嫌われ、さらなる強者を探す日々。たまに自分より強い奴が現れて、むしろそれが嬉しかったり。もはや友達と対戦せず、ただただバグ技探しの旅に出た放課後。あぁ今こそ言おう!ありがとう、サンタさん!2020/12/09

ルート

16
好きなものを紹介する。そこに価値は生まれる。コンテンツと、推す人の感想を含めて、ストーリーとなる。人は誰かが何かを楽しんでいるのを見るのも好きなようだ。ゲーム実況に代表されるように。すごいと思う部分を抽出して、人に伝えるというのは、慣れていないと案外難しいのかもしれない。せっかくコンテンツを楽しむなら、著者のJiniさんのように、この作品はこういうところが良かったと言える人でありたいなと思った。2021/09/30

T

10
SNSの普及で誰もが「自分の推し」を世界中に向けて手軽に発信できる時代。長らく推すための文章を書いてきた著者が推し文を書くための技術について解説した本。著者なりに分析して得られた推し文を書く様々なポイントが分かりやすくまとめられており、分かりやすかったです。また、SNSなどで読書感想などを見たときに、記憶に残る感想などを改めて読んでみると本書の内容に一致する部分があり、実体験を伴ってなるほどと思えました。2023/04/05

10
一番、そのとおりだよなと思ったのは「嫌いなものより好きなもののことを語ろう」というところ。誰かの無自覚な悪意に突然さらされるような現状だからこそ、自分が発する言葉は楽しげなものが良い。不快なことは汚物と一緒に流してしまえばどうだろう。精神衛生的にも交友関係の広がり的にも、何にせよ最優先すべきは「好きな何かについて語ること」にほかならない。素晴らしい本だった。2020/05/12

みじんこ

4
深く考えずに自由に推せばよいという考えも正しいと思う。しかし、現代のようなSNS等で誰もが発信できるツールを得た時代において、どうすれば自分の思い通りに表現ができ、共鳴を呼ぶのかを知ることができる。一般的な言葉を情景が浮かぶ表現に置き換えることや視覚化推し、辛推しなど具体的なテクニックは勉強になった一方で、推しという概念そのものや推す側の意義や役割とは何かという点も言語化されており、頷ける内容だった。著者自身もまさしく昔からのオタクであり、最後の推すことで自分を知ったという点は自分と同じだと思わされた。2021/03/29

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