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内容説明
金正日の“聖域”北朝鮮芸能界にデビューした著者が見たものとは…。あの亡命女優、待望の手記。
目次
第1章 歌姫誕生
第2章 青春の壁
第3章 女優への道
第4章 私が見た北朝鮮芸能界
第5章 さよなら、北朝鮮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山葵
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北朝鮮の清津出身の著者は幼い頃から歌がうまく、歌手になることを夢見ていた。幼稚園の頃から歌のコンクールで地方の代表に選ばれるほどの実力だったというが、彼女は親戚が中国に住んでいたり、日本と関係があったりすることで「成分」が悪いとみなされ、「ライバル」であった全恵英との競争で常に負けてしまう。この全恵英は後に日本公演もおこなった普天堡電子楽団の有名歌手になる。著者は成分のせいで「5課」選抜の最後の試験でも不合格となるが、その後、映画俳優への道を進む。北朝鮮映画界について比較的多くの情報を提供してくれる本だ。2023/10/05
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