出版社内容情報
没後10年、初のベスト集。読者を愉しませる天才・米原ワールド決定版!
「読むのは危険です。特に忙しいときは」――斎藤美奈子(本書解説より)
「こ、こ、こっれがなくっちゃ、ルルルロシア人はルルルロシア人じゃない。ゴッルバチッョフの野郎、そこのところが分かっちゃいねえんだ!」
(エリツィン「酒を飲むにもほどがある」)。
幼少期をプラハで過ごし、世界を飛び回った目で綴る痛快比較文化論、
通訳時代の要人の裏話から家族や犬猫たちとの心温まるエピソード、そして病と闘う日々の記録――。
読者を愉しませ続けた天才・米原万里ワールドがここにある!
目次
ドラゴン・アレクサンドラの尋問
人類共通の価値
酒を飲むにもほどがある
チボー少年と人魚姫
同時に二人の旦那に仕える従僕
鎖国癖
アンドレイ・サハロフ『サハロフ回想録』
「創造的な」判決を下す裁判官の判例
終生ヒトのオスは飼わず
無芸大食も芸のうち
わが家が一番
疎外の極致
ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ
国家機密の隠し方
ちいさいおうち
文化の差異は価値を生む
心臓に毛が生えている理由
言葉は誰のものか?
旅行者の朝食
シリーズをめぐる三つの教訓と一つの予想
イチジクの葉っぱはなぜ落ちなかったのか
猫に似た人
叔父の遺言
身内の反乱者
わたしのお姫さま歴
解説 斉藤美奈子
【著者紹介】
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内容説明
「こ、こ、こっれがなくっちゃ、ルルルロシア人はルルルロシア人じゃない。ゴッルバチョッフの野郎、そこのところが分かっちゃいねえんだ!」(エリツィン「酒を飲むにもほどがある」)。幼少期をプラハで過ごし、世界を飛び回った目で綴る痛快比較文化論、通訳時代の要人の裏話から家族や犬猫たちとの心温まるエピソード、そして病と闘う日々の記録―。読者を愉しませ続けた天才・米原万里ワールドのベスト版!
目次
ドラゴン・アレクサンドラの尋問
人類共通の価値
酒を飲むにもほどがある
チボー少年と人魚姫
同時に二人の旦那に仕える従僕
鎖国癖
アンドレイ・サハロフ『サハロフ回想録』
「創造的な」判決を下す裁判官の判例
終生ヒトのオスは飼わず
無芸大食も芸の内〔ほか〕
著者等紹介
米原万里[ヨネハラマリ]
1950年、東京生まれ。作家。59~64年、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。東京外国語大学ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語会議通訳として活躍し、80年、ロシア語通訳協会の初代事務局長、のちに会長を務める。著書に『不実な美女か貞淑な醜女か』(読売文学賞)、『魔女の1ダース』(講談社エッセイ賞)、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(大宅壮一ノンフィクション賞)、『オリガ・モリソヴナの反語法』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)などがある。2006年5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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