出版社内容情報
女子大生の璃香はアルバイト先であるガールズバーの太客から執拗なつきまとい行為を受けていた。相手の弱みを握るため探偵を雇うが、向こうも探偵を雇っており予期せぬ反撃に遭う。一縷の望みを託し、救いを求めたのは中堅調査会社「スマ・リサーチ」の対探偵課に所属する桐嶋颯太だった。桐嶋の活躍で事態は収まった――かと思われたが、一転して大きな悲劇が訪れる……。人気シリーズの帰還にして新たな物語、開幕!
内容説明
女子大生の璃香はアルバイト先であるガールズバーの太客から執拗なつきまとい行為を受けていた。相手の弱みを握るため探偵を雇うが、向こうも探偵を雇っており予期せぬ反撃に遭う。一縷の望みを託し、救いを求めたのは中堅調査会社「スマ・リサーチ」の対探偵課に所属する桐嶋颯太だった。桐嶋の活躍で事態は収まった―かと思われたが、一転して大きな悲劇が訪れる…。人気シリーズの帰還にして新たな物語、開幕!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H!deking
90
探偵の探偵シリーズの脇役、桐島颯太(←正直覚えてないw)が主役のスピンオフですね。松岡さんの作品で男性が主役って珍しいんじゃないかな?シリーズ追いかけていたので普通に面白かったけど、最後のそれは反則じゃ、って気がしなくもないけどそれがいつもの松岡ワールドですよね笑 安倍首相の事件とかも取り入れられていて、本当にいつも思うけど松岡さんて書くの早いなー2022/12/17
yukision
69
探偵の探偵シリーズは読んでいたものの記憶は曖昧で,キャラもはっきりと思い出せなかった。それでも激しい暴力シーン盛りだくさんのこのシリーズの雰囲気は蘇ってきた。ただ,どんなにひどい目にあっても何とかなりそうな安心感もあり,ハードな割にはさらっと読めた。2023/11/24
Kurara
58
★4 探偵の探偵最新巻。あいかわらずグロさ半端なです。悪どいやつはどこまで行っても悪だな。 ちょっとグロさ半端なさ過ぎてキツすぎるところは流し読みっぽくなっちゃいましたがそれでも興奮の読了。【23.10】2023/01/29
ひさか
55
角川文庫2022年11月刊。書き下ろし。探偵の探偵番外編。探偵の探偵は暴力描写にうんざりした経緯があるので、こわごわ読みました。女子大生を救おうと動く桐島探偵の活躍は読んでいて爽快でした。2023/03/20
坂城 弥生
50
漆久保のストーカー行為から始まったけど大きな所に結びついてた。漆久保の執着は気持ち悪かった。2023/01/27