出版社内容情報
大学院で社会学研究科を目指して研究を続けている大学四年生の勝山裕。卒研グループの飲み会に誘われた彼は、その際に出た都市伝説に興味をひかれる。上州の村では、二重丸が書かれた紙がいたるところに貼られているというのだ。この蛇の目紋は何を意味するのか? ちょうどその村と出身地が近かった裕は、夏休みの帰郷のついでに調査を始めた。偶然、図書館で司書のバイトをしていた昔なじみの飯山香織と出会い、ともにフィールドワークを始めるが、調査の過程で出会った少年から不穏な噂を聞く。その村では少女が監禁されているというのだ! 謎が謎を呼ぶ。その解明の鍵は古文書に……?下巻へ続く。
内容説明
大学院進学を目指す裕は、卒業研究グループの飲み会で話されていた都市伝説に興味を引かれる。上州の某町では二重丸が描かれた紙がいたるところに貼られているという話だ。その町と出身地が近かった裕は、夏休みを利用して調査を開始。図書館で司書のアルバイトをしていた昔なじみの香織とフィールドワークを始め、少年から不穏な噂を聞く。山深い郷に、少女が監禁されているというのだが…。前代未聞の民俗学ミステリー!
著者等紹介
高田大介[タカダダイスケ]
1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学、東京藝術大学などで講師を務めたのち渡仏。専門分野は印欧語比較文法・対照言語学。2010年『図書館の魔女』で第45回メフィスト賞を受賞しデビュー。和製ファンタジーの傑作として大きな話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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