名画と建造物

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名画と建造物

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041114384
  • NDC分類 723
  • Cコード C0095

出版社内容情報

映画「サイコ」の家、スフィンクスに登る侍、印象派のエッフェル塔嫌い――。
20の名画が伝える時代の息吹きを読む、絵画鑑賞本!

過去と現在の比較ができるよう、写真も掲載。
歴史を学び、観光案内にもおすすめです!

クロード・モネ『サン・ラザール駅』
マルク・シャガール『七本指の自画像』
スタフ・クリムト『旧ブルク劇場の観客席』
フィンセント・ファン・ゴッホ『アルルの跳ね橋』
エドワード・ホッパー『線路脇の家』など

内容説明

過去と現在の比較ができるよう、写真も掲載。歴史を学び、観光案内にも!

目次

作品1 エドワード・ホッパー『線路脇の家』
作品2 クロード・モネ『サン・ラザール駅』
作品3 ワシーリー・スリコフ『銃兵処刑の朝』
作品4 カナレット『カナル・グランデの入り口』
作品5 ジャン=レオン・ジェローム『差し下ろされた親指』
作品6 マルク・シャガール『七本指の自画像』
作品7 カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ『エルデナ修道院の廃墟』
作品8 シャルル・メニエ『ナポレオンのベルリン入城』
作品9 グスタフ・クリムト『旧ブルク劇場の観客席』
作品10 フィンセント・ファン・ゴッホ『アルルの跳ね橋』
作品11 エドワード・ポインター『エジプトのイスラエル人』
作品12 ウジェーヌ・シベルト『ヴァルトブルク城で聖書を翻訳するルター』
作品13 ギュスターヴ・ドレ「風車に突進するドン・キホーテ」『ドン・キホーテ』挿絵より
作品14 エドワード・モラン『自由の女神の除幕式』
作品15 デヴィッド・ロバーツ『熱風の接近』
作品16 ジョン・コンスタブル『主教の庭から見たソールズベリー大聖堂』
作品17 ランブール兄弟「十月の図」『ベリー公のいとも豪華なる時〓書』より
作品18 ウィリアム・ハルソール『プリマス港に到着したメイフラワー号』
作品19 ジャン・アントワーヌ・ヴァトー『ジェルサンの看板』
作品20 ピーテル・ブリューゲル『バベルの塔』

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
作家・ドイツ文学者。北海道生まれ。2017年「怖い絵」展特別監修者。「怖いクラシックコンサート」、舞台「怖い絵」、「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

144
中野京子は常識の斜め上から補助線を引くため、新しい視点で美術を考えられるのが楽しい。今回も建築物を描き込んだ名画とはユニークな着眼点だ。ホッパーが絵に残したおかげでヒッチコックの映画が生まれ、描かれた時代によりブランデンブルク門の彫像が変わるなど歴史との関わりは知らなかったし、ベネチアやアルルの風景と実際の違いを味わうのも面白い。スペイン旅行で、ドン・キホーテではなく風力発電の風車ばかりで驚いた記憶も懐かしい。他にユトリロの描いたパリの風景や、レーピン作品に出てくるロシアの建築物などにも言及が欲しかった。2024/02/08

trazom

116
次から次へとテーマが湧き出る中野さんは凄い。今回は建造物。絵画作品と建造物の写真とを見比べて楽しめる。20編の物語は、名画を中心に論じたもの(ゴッホ「アルルの跳ね橋」等)、建造物を論じたもの(シャガール「七本指の自画像」等)、名画や建造物にまつわる歴史の蘊蓄を語るもの(カナレット「カナル・グランデの入り口」等)に分類できるが、何れのお話も、絵画-建造物-歴史の関係が絶妙な語り口で紡がれる。大英博物館やルーブル美術館を「泥棒博物館」、フリードリヒ・ヴィルヘルム二世を「デブの女誑し」と呼ぶ本音トークも健在。2023/11/22

アキ

115
中野京子の名画シリーズ。表紙のブリューゲル「バベルの塔」1568頃の有名どころから、パリ・エッフェル塔、ニューヨーク・自由の女神像など現代に至るまで幅広く建造物にフォーカスを当てた絵画20点。その中で作品3 ワシーリー・スリコフ「銃兵処刑の朝」1881年トリチャコヤフ美術館で描かれた背景の聖ワシーリー大聖堂のカラフルな円塔が美しい。赤の広場とは美しい広場という意味らしい。決して処刑場があるためではないというが、今まで赤の広場でどれほどの血が流されてきたのでしょう。恐らく一生実物を見ることはないと思うけど。2023/11/26

keroppi

78
中野京子さんの名画の話、今回は建造物。中野さんの本は、その絵画の芸術性というより、描かれているものに焦点が当てられ、そこから浮かび上がってくるドラマ性がテーマとなってくる。そこが、他の絵画解説本と違い面白いところだ。本作も、建造物にまつわる話を堪能出来た。第二回遣欧使節団がスフィンクス前で撮った写真には驚いた。2023/11/22

読特

64
エッフェル塔は革命百周年の万博の出し物。建設には多くの反対があったが今や街を象徴する建造物。同じくパリを代表するルーヴルはもとは森の要塞だった。展示物の多くはナポレオンが欧州中から略奪したもの。世界一の来館者を誇る建物は別名”泥棒”美術館。ベルリンの正門「ブランデンブルク門」。冷戦時代は壁が分断する。門の上のヴィクトリア像の表しか見えない東と後ろしか見えない西。オペラ座は馬蹄型。舞台がみにくい側面席。それでよいのは社交の場だから...風景、静物、人物画。数ある画題の中で建造物に焦点をあて歴史の雑学を学ぶ。2023/11/11

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