内容説明
乙女ゲームの悪役王女・ヴィオレッタに転生した経営コンサルタントの茉莉。悲惨な処刑エンドを回避したいだけなのに、前職（世）のスキルが火を噴いて、その言動がことごとく王国再生のきっかけに！？しかも攻略キャラたちには懐かれ忠誠を誓われ、正ヒーローの王子・レナルドには「俺が相手じゃ、あんたは嫌か？」ってそんなシナリオ改変はいりません！悪の王女の人生やり直し、２度目の人生はハッピーエンド、なるか！？
著者等紹介
麻木琴加［マキコトカ］
東京都出身。第１１回角川ビーンズ小説大賞奨励賞受賞。『外面姫と月影の誓約』（受賞作改稿）にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
21
光の乙女を主人公とする乙女ゲーム。その中で、どのルートを選んでも破滅する結末しかない悪役王女に転生してしまった元経営コンサルタント社畜。ゲームのシナリオで登場する国の危機を防ぎながら、自らの命を守ろうとする彼女の行動が、前世の経験を活かしていて楽しい。キャラクターもすっきりまとまっていて読みやすかったけど、元の乙女ゲームの攻略対象が三人なのかな。ほかのキャラクターは王女との接点がないってだけかな。引きこもり化学王子リアムくんがかわいいです。2021/01/07
虚と紅羽
15
久しぶりにちょっと面白かったような気がする。続きも見込めそうだけど、どうしようかな。広げる方面が分からんしな？ 内政無双系かと思えばかなり軽めだった。そんな簡単に上手くいくもんかね、とは思ったけど上手くいかないと話進まないもんね。しょうがない。経営コンサルタント方面でいかないのならキャラとの関わり強めでいくのかと思えば、全員とそんなに深く関わらないし。今後に繋げる為の紹介くらいの関わり。 たまにしちめんどくさい所とか、少しツッコミ所とハテナの部分があるけど概ね満足。2021/01/30
すがはら
14
経営コンサルタントの血が疼くヒロイン。真面目でひたむきだけどイケメンにはちゃんとクラクラ来てるところはかわいくていい。ちゃんと頑張るヒロインで面白かったけど、路上で絡まれて全く対処できてなかったクセにお花畑頭全開の聖女様とかヒロインに惚れてるけど信じてくれてない王子様とか、こういうこと言う奴いるよなーと何かイラついた印象が強かったのは何故でしょうか。体調悪かったのかな。2021/03/25
りおる
10
漫画を少しだけ読んで面白そうだったので小説を購入。現王から時期国王を決めるための試験を言い渡された主人公と従兄弟達。その後、自分の前世とこの世界がゲームの世界で自分がどう足掻いても滅ぼされる悪役令嬢だと思い出した主人公。ここまではあるあるな展開なんだけども経営コンサルタントの前世のおかげか王国再生への道を踏み出す。うん、面白かった。個人的に予想外の結末で最後の方でええー！と正直驚いた。読みやすくもあり、一巻二巻と一気読み。2022/04/16
光
6
イラストに惹かれて電子書籍購入。よくある転生物だとは思いつつ、交渉場面とかリアルで面白かった。頑張る女の子はかわいいと思うのです。2022/11/20
