崎義一の優雅なる生活―忘れえぬ此の花を、此の想いを

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041071342
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本で甘い同居をはじめた崎義一ことギイと、恋人の託生。思い出の九鬼島を再訪した2人は、後輩・真行寺と偶然再会する。その10年前、託生は忽然と姿を消したギイに会うためニューヨークへと向かっていた──。

内容説明

29歳にしてすべての仕事をリタイアし、日本にやってきた崎義一、通称・ギイ。彼は晴れて最愛の恋人・託生との甘い同居生活をはじめることに。懐かしい思い出の九鬼島を再訪した2人は、そこで偶然、高校時代の後輩・真行寺と出会う。そしてその10年前、託生は忽然と姿を消したギイに会うためニューヨークへと向かっていた―!オトナになったギイとタクミの物語。第3幕ついに登場!

著者等紹介

ごとうしのぶ[ゴトウシノブ]
静岡県に生まれる。ピアノ教師を経て小説家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

46
音大2年生のタクミは猛練習の甲斐あって交換留学生としてニューヨークに行けることになった。ギイに会いたいタクミくんは留学最終日のコンサートのチケットをギイの実家に送ったが反応無し。伴奏のサツキとの息が合わず苦しむが、サツキ自身の問題に寄り添うことでなんとかなった。動物的本能からか、まだ中学生のサツキに警戒心を持って対応するギイが面白い。真行寺が役者に!そういえばスタイル抜群のイケメンでしたね(忘れがちだけど)2024/04/21

ちいくま

6
1年以上予約待ちした甲斐あって、いいお話でした。技巧的に上手くなくても個性的で殴り合いの演奏って、どんなん? 現在のパート読んでて懐かしい面々との懐かしい状況をすぐさま思い出せる過去の読み込みの深さにオドロキだよ… 託生くんの一人称でないので、彼の魅力が描き出されてて嬉しい。2021/06/20

ひなた*ぼっこ

6
タクミくんスピンオフ3冊目。10年後だけじゃなく、二人が離ればなれになって苦しい時の彼が描かれてて良かった。挫折しそうな時、好きな人の傍に行く。それだけで折れずにいられる。ノロケとかじゃなく揺るぎない信頼がある。優しい世界だ。2021/06/12

鏡香

5
ニューヨークでの空白の時間がやっと…!タクミ頑張ったなぁ。でもそれより何よりやっぱり周りの人たちに恵まれてるのと、タクミも周りの人たちを助けてるの凄くいい。泣いた…!現代編はただひたすらアラタさんがどうなっちゃってるのか気になりすぎて…そこ、掘り下げてくれるよね??続くよね???2019/06/28

みもざ

4
余程 本編終わり方の後味が悪かった もしくは非難に対してのリベンジか。 読者へこういうアフターケアの取り方もあるという見本。なんどでもやり直しを支える土壌であって欲しい BL界は。2019/07/08

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