内容説明
TOEICでは測れない本当の英語力のために―人類学者にしてライシャワー研究所(ハーバード大)研究員、英語塾も経営する著者が教える、英語でいちばん大切なこと&最先端の発想法。
目次
第1章 何が見えている?(はじまりはちょっとしたカンちがい;状況が100%分かった? ほか)
第2章 共通の基盤を発話で作る(インタラクションはグローバルスタンダード;どこかが通じていないけれど、どこ? ほか)
第3章 創造は事実からはじまる(事実関係の提示能力;失敗の経験からはじまる ほか)
第4章 他者を味方にする(出会いの英語を習得する;何か変だ ほか)
第5章 感情は文化の枠組み(悩みは同じ;群れの外は完全無防備 ほか)
著者等紹介
宮永國子[ミヤナガクニコ]
ブリティッシュ・コロンビア大学Ph.D.(社会人類学)。国際連合大学研究員、オックスフォード大学上級研究員、国際基督教大学社会学部教授などを経て、現在ハーバード大学ライシャワー日本研究所研究員、国際基督教大学研究員、NPO法人The Human Potential Institute主宰。宮永コンピテント英語塾会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mit
3
文法、語彙、リスニングだけでは英語の対話は噛み合わない。相手がどういう視点で話しているか理解し、自分が話したいこととのギャップを埋めて二人の間に共通の基盤を作りだすことが重要である。そのためには契約社会のルールに則ること、自分や相手の感情を離れた第三者的な視点を持つことが必要になる。かなり実践的な例を使って説明されているのが魅力的である。「解」は一つではなく、複数の「仮説」を考え最善の案を採用するのが新しいグローバルスタンダードであるらしいが、著者の説明がやや教条的なのが少し胃にもたれる。2013/05/21
あっきー
1
語学の理解、異国の人とのコミュニケーションには、相手の文化を知る事が重要。対話力と言っても何か具体的な方法の紹介ではなく、考え方に焦点をあてている。文法などをテクニカルに知ることも重要だが、もう一歩先へ行くには相手の文化の理解は欠かせない。2020/08/08
は ち 子
0
頭では理解できるけど自分ごととしてあまり捉えられなかったことに危機感を覚えた。海外拠点にいらっしゃった会社の方に著者の作品を読んでみたら?とおすすめされて読みました。本当は「大人の英語力」が読みたかったので、それはまたの機会に。2015/10/03
chiaki36502244
0
Itの概念がわかった。日本語は感情を伝える言語で英語は論理を伝える言語だとわかった。2019/02/25