出版社内容情報
渡辺 裕之[ワタナベ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
自分が、戦国時代より続く“守護六家”の頭領家の跡取りだと知った霧島涼。その境遇に納得できないまま、病に倒れた祖父・竜弦の命で涼は紀伊半島へ飛ぶ。そこで目にしたのは、外国のエコテロリスト団体の横暴なふるまいだった。やがてそれが、日本の食料自給率を管理しようとするアメリカの陰謀だと知り、憤る涼。しかし敵は、竜弦にかわって頭領代行となった涼に対し、さらに巧妙な罠を仕掛けてきて…。
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋生まれ。中央大学経済学部卒業。大手アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』で鮮烈デビュー。一躍アクション小説界の新星として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まぁにぃ
14
シックスコインシリーズ第2弾。 捕鯨問題の裏にはCIAが! 日米の闇組織の対決に奴が絡んでいた。 やっぱり生きていた。 涼vs雷忌、そして里香とはどうなる? 次も楽しみ!2019/04/13
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
3
霧隠忍者をルーツにする秘密結社のシリーズ第二弾。日本を属国に押し留めようとするCIAの陰謀に挑むというスケールの大きなストーリー。実際の事件を巧みに盛り込みながら緊張感を高めている。9.11はブッシュ大統領が黒幕とか、鳩山邦夫がフリーメイソンとか都市伝説のようなエピソードが語られていたりもする。2013/12/30
きーちゃん
3
忍者の動きのごとく、スピーディーな展開!日本を守る秘密結社・・・ということで、捕鯨反対のエコテロリスト、CIAやフリーメイソンというようなワードも飛び出し、さらに実在する政治家の名前まで(笑)武田信玄に仕えていた草の者たちが現代の日本を闇の世界から守るストーリー。無理があるんじゃない?と思いつつも、こういうの嫌いじゃないのは、きっと主人公の霧島涼が今どきの大学生のおかげで、一見小難しい内容が砕かれてるせいかと。仲間との連携プレー。格闘シーン。これ、映画になると楽しいだろうな~!と思いながらよみました♪2013/05/27
ワッピー
3
日本を守る現代の隠密という設定が好きか嫌いかで分かれそう。「創竜伝」プラス今野ワールド(「孤拳伝」シリーズに現在の警察の組織力をミックス)のような雰囲気(どーいう表現だか)で主人公霧島涼の巻き込まれ葛藤と古武術の神秘色を配してアクション小説としては楽しめました。身体能力でもルックスでも常人離れしている主人公が時々見せる察しの悪さのアンバランスがくすぐりとしては効いています。2013/05/26
しらす
2
シックスコイン 2作目 面白い ドタバタと 読みやすいし 次回 どうなるの〜?2024/01/26
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