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出版社内容情報
大人気WEB小説第14弾!『聖域』の解放を拒むガーフィールとの決着、それは袋小路にあったはずの運命の打開であり、次なる戦いの始まりを告げる狼煙でもあった。墓所の『試練』で、心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちに、リューズの複製体の一人、シーマもまた過去を、『聖域』の成り立ちを語り始める。
エミリアと『聖域』、奇しくも同時に蘇る二つの過去。それはエミリアに決意を促し、ナツキ・スバルが救わなければならない、一人の少女の『後悔』へ至る物語で――。
「ベアトリス様。――甘いもの、食べすぎないでくださいね」
大人気Web小説、後悔と許しの第十四幕。――愛おしい貴女に、今、別れの親愛を。
長月 達平[ナガツキ タッペイ]
著・文・その他
大塚 真一郎[オオツカ シンイチロウ]
イラスト
内容説明
『聖域』の解放を拒むガーフィールとの決着、それは袋小路にあったはずの運命の打開であり、次なる戦いの始まりを告げる狼煙でもあった。墓所の『試練』で、心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちに、リューズの複製体の一人、シーマもまた過去を、『聖域』の成り立ちを語り始める。エミリアと『聖域』、奇しくも同時に蘇る二つの過去。それはエミリアに決意を捉し、ナツキ・スバルが救わなければならない、一人の少女の『後悔』へ至る物語で―。「ベアトリス様。―甘いもの、食べすぎないでくださいね」大人気Web小説、後悔と許しの第十四幕。―愛おしい貴女に、今、別れの親愛を。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
51
エミリアの過去は悲しいお話しだった。それを乗り越え前へ進む彼女と同様、スバル、ガーフィール、ラムも闘いへ。ますます盛り上がってきた。必要不可欠な存在となったオットーやまさかの登場のペテルギウスのイケメンっぷりも良かった。2019/12/12
よっち
38
墓所の試練で心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちにリューズの複製体の一人シーマもまた聖域の成り立ちを語り始める第十四弾。奇しくも同時に蘇ることになったエミリアと聖域の二つの過去。父母がいないなりに満ち足りた生活を送っていたエミリアの暗転と危機に陥ったリューズたちの決断。いろいろな関わりと過去が明らかになりましたが、ペテルギウスもまあ業が深いですね...これは。現時点ではまだまだ未熟でも、それぞれの大切なもののために戦う結末がどうなるのか、次巻に期待ということで。2017/10/16
まりも
37
運命を打開し、次なる戦いに臨む第14弾。エミリアとリューズ、2つの過去が明らかになる話。表紙を見ただけで泣きそう。今回明かされるエミリアとリューズの過去。その壮絶さと来たらもう凄いとしか言いようがありません。容赦無さすぎて尋常じゃ無いダメージ食らったわ。それだけにエミリアの決意は胸にグッと来たし、スバルの啖呵にはシビれました。スバルとエミリア、この2人ならきっと最高の結末を勝ち取ってくれるに違いない。ロズワールと対峙したラム、ベアトリクスを救おうとするスバル。聖域編もいよいよ佳境やし、早く続きを読みたい。2017/09/25
かんけー
33
スバルとエミリアが怒濤の展開の幕間を駆け抜ける!(^.^)冒頭、試練に立ち向かうエミリアとエキドナの会話から前巻の引きを以て、予想以上に凛々しく成ったエミリアが佇む。過去の記憶を?リューズ・メイエル...その幸福の断片はエミリアだけでなく読者をも物語世界へと引き込む♪育ての母、フォルトナ、幼きエミリアに愛情を注ぎ守る。中盤、ストーリーは波乱の進行で。正かジュースが?衝撃の事実に瞑目するしかない。最後の最期迄?畳み掛ける展開に眼を見張る!スバルとロズワールの対峙とラムの想いが吐露される今巻、カタルシスは万全2017/09/27
わたー
31
★★★★★表紙が涙を誘う。不格好で暖かいスバルからの全力のラブレターに後押しされ、遂にエミリアが自身の過去と向き合う。そして、シーマの口から、聖域でかつて起こった悲劇が語られる。どちらの過去編も、現在に密接に関わっているので読み応えがあった。更に謎を散りばめられた気もするが、今後の魔女教との戦いの中で鍵になってくるのだろうか。楽しみに待ちたい。それにしてもペテルギウス再登場が意外すぎるし、狂ってない方もめっちゃいいキャラ。失敗したスバルの成れの果てなのかなと思うと余計に。2019/11/11