出版社内容情報
最高到達点!!!
著者単行本売上第1位(弊社調べ)
本屋大賞ノミネート作品!
超話題沸騰!!
ミステリ界が唖然、呆然、絶賛!
島田荘司「これを超える作が現れることはないだろう」
綾辻行人「ああびっくりした」
有栖川有栖「まるで本格ミステリのテーマパーク」
法月綸太郎「綱渡りのどんでん返し」
560ページ一気読み!
ミステリファン必読の書!!
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
ゲストたちが招かれた。
この館で惨劇が起こる……。
館の主人が毒殺。
ダイニングでは血塗れの遺体。
血文字で記された十三年前の事件。名探偵・碧月夜と
医師・一条遊馬が謎を追う。
散りばめられた伏線、
読者への挑戦状、
驚愕のどんでん返し。
2022年本屋大賞ノミネート作であり、
知念実希人史上、最大ベストセラー作!
【目次】
プロローグ
一日目
二日目
三日目
最終日
エピローグ
『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
250
単行本版からの再読です。同じ繰り返しになってしまいますが、これは言わせて下さい。ミステリへの愛(*˙˘˙)♡。本格ミステリの一つの到達点。作品に出てる作品等纏めましたので、シェアします。 https://bookmeter.com/mutters/287780048 https://bookmeter.com/mutters/287780075 https://bookmeter.com/mutters/287780108 https://bookmeter.com/mutters/2877801322025/10/09
りょうすけ
47
単行本で読了し、2周目になった。ので名犯人はわかっていたので、その辺の真相明かしページが長いよと思ってしまった。だけど、最初に新本格の作者ネームがズラリと並ぶのは圧巻というか、立ち読みした人を虜にする。あなたはミステリーになにを求めるだろうか?「俄然、謎解きでしょ!」「騙される快感ですね」色々あるだろう。オレはロマンかな…。あと美人?文庫化に伴い、硝子館に訪れる人が増えたのは、嬉しい限りである。2025/10/18
Kanonlicht
37
ミステリマニアの資産家が雪深い山奥に建てた硝子の塔。集められたゲストたちの前で次々と起こる殺人事件。社会性のない名探偵、密室、クローズドサークル、読者への挑戦状…。本格ミステリの伝統を継承するようなある意味ベタな設定と、登場人物たちが繰り広げる古今東西のミステリ談義に、終始楽しませてもらった。著者自身が続編を示唆しつつもいまだ新情報が出ないのは、この作品でミステリのフルコースを披露してしまったがゆえに、これに比肩するものをとなるとかなり難しいんだろうな。2025/10/19
よっち
32
雪深き森で燦然と輝く硝子の塔。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、一癖あるゲストたちが招かれ、この館で次々と惨劇が起こるミステリ。館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体、さらに血文字で記されていた十三年前の事件。まさに王道のクローズドサークルもので、名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬が謎を追う昔よくあったお約束設定に挑戦していく構成になっていて、作中で紹介されるミステリ作品たちを懐かしく思いながら読んでいましたが、紆余曲折の末にうまい具合に着地させてくれた結末の余韻はなかなか良かったですね。2025/10/04
さまのすけ
10
例えるならTVゲームのホラーアドベンチャーとかでエンディングに到達したと思いきやエクストラステージが出現し、そこをプレイして初めて事件の真相が明るみに出たような感覚に陥った。 個人的には事件の舞台として特殊な館が用意された作品というのはトリックに合わせて仕掛けが都合よく用意できるからこれまで半ば敬遠してきたけど…この作品は想像もつかなかったようなステージ構成で十二分に楽しめました。 まさしく現代ミステリーの金字塔であり、ミステリー愛好家への挑戦状。 自分は見事に敗北しました。 2025/10/06




