出版社内容情報
ラッタ ラッタ ラビッタ ラッタ
ラッタ ラッタ ピョコラッタ
ラビッタちゃんと妹のピョコラッタちゃんのお母さんのおなかには、赤ちゃんがいます。新しいきょうだいができるんです! そんなとき、遠くにすむじいじとばあばあから手紙をもらいました。
「あかちゃんに会いにいくから、むかえにきておくれ」
でも、お父さんはお母さんのそばをはなれられません。
そんなことから、ラビッタちゃんとピョコラッタちゃんは、空港までじいじとばあばを迎えにいくことになりました。
山を抜けて、海を越えて、町に入り……。
はたして二人は無事に空港にたどりつき、じいじばあばを迎え、そして山のお家まで帰れるのでしょうか。
冬ごもりに向けたお買い物を描いた秋の絵本『ゆきがふるまえに』(2016年)、芽吹きの丘のピクニックを描いた春の絵本『わかくさのおかで』(2019年)につづく、ラビッタちゃん絵本。こんどは夏です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
24
相変わらず絵が綺麗。息子も聞きながら隅々まで絵を眺めていました。我が家は私も夫も眼鏡やコンタクトなので、息子はじぃじとばぁばだけ眼鏡をかけているのが不思議な様子でした。2022/01/09
anne@灯れ松明の火
23
新着棚で。ちょうど、この日の朝刊に宣伝が載っていた。シリーズ3作目だが、これからでも大丈夫だろうと借りてきた。かじりさん初読み。細かく描きこまれた、丁寧な絵が美しい。空港のシーンなど、いろんな動物がいて、楽しい。ラビッタちゃんと妹のピョコラッタちゃんの初めてのおつかいっぽい内容(前作が未読なので、そちらもそういう内容だったら、初めてではないけれど(笑))よく頑張ったふたり。最高のご褒美が待っていたね♪ 前2作も、ぜひ読みたい。でも、冬、春、それぞれの季節に読むのがいいかなあ。2020/08/03
anne@灯れ松明の火
21
シリーズの新作が出ると知り、まとめ読み。再読。1が秋から冬へ、2が春で、この3は夏のお話。ラビッタちゃんは、ますますお姉ちゃんらしくなり、妹のピョコラッタちゃんもしっかりしてきている。だって、お母さんのお腹には弟か妹がいるのだから。3人目の出産前に、じいじとばあばが来ることになり、ふたりが空港までお迎えに。空港の場面の細かい描きこみは、相変わらず素晴らしい! 2021/11/02
mntmt
14
ありとあらゆる生き物が共生する世界。ヒトだけがいない、と思ったら、いた!2021/11/07
かお
7
夏バージョンの町も可愛らしい。港や空港の絵も細かくて、見ているだけで面白い😊 ママがもうすぐ出産ということで、おじいちゃんおばあちゃんを、空港まで迎えに行くというお話。2023/07/21