朝日新書<br> 友達以上、不倫未満

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朝日新書
友達以上、不倫未満

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022737120
  • NDC分類 152.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】浮気でなく本気、しかし決して男女の関係は持たない──そんな 大人のプラトニック・ラブ な婚外関係〈セカンド・パートナー〉の実態を徹底取材。「いびつだけど現実」な数々の赤裸々なケースが、男女間の愛と嫉妬の原理もあぶりだす問題作!

秋山謙一郎[アキヤマケンイチロウ]

内容説明

いつでも、いまでも、男女交際の形が、その時代を象徴する―。“男女の関係”ナシに深く結びつく既婚者同士のカップルたち。深い精神的紐帯から、アブノーマルな嗜好まで、二人をつなぎとめるものはさまざまだ。モラリストだけどアンモラル、やましくないけど罪深い!?そんな「セカンド・パートナー」という新しい生き方を克明にルポ。時代の素顔と欲望の正体に迫る。

目次

第1章 セカンド・パートナーという関係―体の関係を持ったとき、それは崩れてしまう(不倫とは、「契約違反」である;家庭観を暗示する「兼業禁止規定」 ほか)
第2章 なぜ、わたしたちはセカンド・パートナーを持つのか(配偶者も“セカパ”も思いやるからこそ;配偶者には「足りない何か」とは ほか)
第3章 セカンド・パートナーのルール―取らない、揉めない、離れない(“セカパ”とは「出会ってしまう」もの;“セカパ”にかかる「コスト」は? ほか)
第4章 セカンド・パートナーは人生を豊かにしてくれるのか?(“セカパ”が浸透する時代へ;「熟年離婚」減少への影響 ほか)

著者等紹介

秋山謙一郎[アキヤマケンイチロウ]
1971年兵庫県生まれ。フリー・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カッパ

14
セカンドパートナーなんて聞いたこともありませんでした。肉体関係が伴わないと不倫でないとするならまさにこれは抜け穴なのでしょう。人間は近づきすぎると言葉や行動をはぶきがちなので適度な距離で疑似恋愛。なるほど、理にはかなっているのだと思います。ただ、どうやら今のところはセレブに限った話らしい。仮面夫婦にはもってこいなのかも。2020/02/14

さとも

9
セカンド・パートナーは精神的な結びつきの友達以上、不倫未満の関係。新しい世界を知った感じです。配偶者以外で精神的に支えてくれる人がいるのは恵まれてるなと印象を受けました。筆者曰くこうした人たちは小心者。こんな人たちが増えることはあるのかな。2019/11/30

山猫

9
物分かりのいいフリしてるだけの仮面夫婦と、その愛人もどきたちの不倫スレスレゲームみたいで気色悪い。セカパが結婚生活におけるコーチやセコンドだというなら、そのコーチたちが異性である必要はないと思うが、どうだろうか?実事さえなければセーフって、SMってああいう行為によって「性的快感を得る」って規定されてるのに?なんかおかしくねーか?2018/03/28

n75

7
本当にリアリティーがない!ほぼ出てくるのが団塊ジュニア世代だから俯瞰して見れるからかもしれないけど、とにかく「肉体関係」さえ持たなければセーフ!ルールへの謎のぎりぎりの攻防、みたいなのがむしろ滑稽に思えてくる。必死か!老後のセーフティーネットとか家庭円満の潤滑油とかいうけど、それはパートナー持ってる側の詭弁であって、配偶者はじゃあ老後どうするのかとか、挿入さえしなければあとはなんでもOKと思えるか?など、全然現実感がないけど、今後この文化は流布していくだろうと書かれていてマジかよと思ってしまった。2017/11/26

とある聖職志願者。

6
セカンドどころか、ファーストさえもできない。2017/05/19

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