出版社内容情報
英ゴールド・ダガー賞受賞作の感動が蘇る!
デビュー作『ブラックランズ』で英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞を受賞し、クライムノベルの超新星となったイギリスの女流作家ベリンダ・バウアー。
家族の崩壊に心を痛める12歳のスティーブン少年と獄中の連続児童殺害犯の心理戦を描いた『ブラックランズ』、不治の病に侵された妻を介護しながら連続殺人事件の犯人を追う巡査ジョーナスの苦悩を描く『ダークサイド』に続き、シリーズ完結篇がいよいよ日本上陸です。
ロンドンから遥か西へ300キロ、シップコットという寒村で6人の連続殺人事件が起きてからはや2年。未だ犯人逮捕の糸口は見つからない。そんな中、子供の連続誘拐事件が起こる。どのケースも、車で待機していた子供が連れ去られ、車内に「おまえは彼(彼女)を愛していない」というメッセージが残されていた。事件に巻き込まれるスティーブンとジョーナスのそれぞれの思いとは、そして意外すぎる犯人の素顔とは……。
【編集担当からのおすすめ情報】
本国イギリスではもちろん、日本の文学界でも高い評価を得たB・バウアーの最新作です。『ブラックランズ』と『ダークサイド』の主人公ふたりがともに事件に巻き込まれ、読者に投げかれられた謎がここで明らかになっていき、最後まで目の離せない展開です。また、人間の奥底に眠る闇や家族の絆と葛藤など、思わず唸ってしまうような心理描写の巧みさも健在です。前2作を読まれた方はもちろん、まだ読まれていない方もぜひこれを機会に手に取って見てください!!
内容説明
イギリスの寒村シップコットで六人の連続殺人事件が起きてから一年半。未だ犯人逮捕の糸口は見つからない。そんな中、子供の連続誘拐事件が起こる。どのケースも車で待機していた子供が連れ去られ、「おまえは彼(彼女)を愛していない」というメッセージが残されていた。やがて十七歳のスティーヴンと、妻を失い休職していた巡査ジョーナスも事件に巻き込まれる。デビュー作『ブラックランズ』でゴールド・ダガー賞を受賞し、クライムノベルの超新星となったベリンダ・バウアー。『ブラックランズ』『ダークサイド』に続く、待望のシリーズ完結篇が日本上陸!
著者等紹介
バウアー,ベリンダ[バウアー,ベリンダ] [Bauer,Belinda]
英国および南アフリカ共和国育ち。現在は英国ウェールズ在住。ジャーナリスト、脚本家としてキャリアを積み、初脚本作品「The Locker Room」で若手脚本家を対象としたカール・フォアマン/BAFTA賞を受賞。『ブラックランズ』(小学館)で作家デビュー。同作で英国ゴールド・ダガー賞受賞
松原葉子[マツバラヨウコ]
大阪府生まれ。六歳からの七年間ロンドン郊外のウェンブリーで育つ。国際基督教大学教養学部語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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巨峰
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
みやび
ほちょこ
ハルト