朝日文庫
この日のビートルズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022617804
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0173

内容説明

少年時代のジョンとポールが初めて出会った日、スーツ姿を初披露した日、全米デビューの瞬間、「ビートルマニア」を生んだ絶叫の頂点…。今なお語り継がれるビートルズの「この日の出来事」に迫り、デビュー前から解散までの偉業や伝説を語る。当時の写真も50点収録。

目次

一九五七年七月六日―20世紀最高のオーディション
一九六二年一月一日―歴史的な落選の内幕
一九六二年一月四日―初めての1位
一九六二年三月七日―スーツ姿を初披露
一九六二年八月十八日―遅れてやってきたビートル
一九六二年十月五日―3種類のデビュー曲
一九六三年一月十一日―ヒットの予感
一九六三年二月十一日―突破口か、破滅か
一九六三年三月五日―お墨付きのナンバーワン
一九六三年五月二十四日―前代未聞の大抜擢〔ほか〕

著者等紹介

上林格[カミバヤシサトル]
1962年生まれ。朝日新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジロリン

5
「どらく」に連載中に既読だが、改めて通して読むと、また違った味わいがある。出会いからバンドの終焉まで、各メンバーの誕生日を挟んでの構成が秀逸。あとがきにもあったが「4人そろってビートルズ」というのは、全くその通りだと思う…私はポール派ですが(笑)2014/01/05

Norimasa Saito

2
ビートルズには切なく美しい物語がある。同時に若さゆえの暴走もある。暴力を否定して、人間の内面の心の変革を訴えていくジョン・レノン、ポールがジョンの息子、ジュリアンを励ますために作った「Hey Jude」のエピソードは切なく美しく、感動的。ビートルズを聴きながらこのエピソードを読む。至福のひととき。2013/12/13

ぽてち

1
朝日新聞デジタルサイトにのみ連載されていた100篇超の記事から半分弱の楽曲ネタを抜粋、再構成したもの。楽曲ネタに絞ったのは正解。加えてCD「アンソロジー」を中心に聴きながら読むと、行間の雰囲気が伝わり二重に楽しめる。私はビートルズ・コレクターではないが、挿入写真も久し振りに目にするものばかりで新鮮。やはり「唄は世につれ」るのでしょう。特に大衆音楽はそこを抜きに活字で読むと味気ないもの。本書は世情も伝える、という観点を外しておらず、そこも好感が持てる。 2016/01/13

タイコウチ

1
朝日新聞デジタル版に連載されていたビートルズについてのコラム集。特定の日付の出来事に焦点を当てた話が年代順に並べられている。元の連載から半分を削っているというのが残念(曲作りをテーマにしたものを多く残したとのこと)。「アンソロジー」「レコーディング・セッションズ」などの証言を(新聞記者らしく)丁寧に読み解き、組み合わせた文章には、あの4人の若者がバンドをやっていた約10年間に何度も訪れたかけがいのない一瞬がうまく切り取られており、ビートルズのことはけっこう知ってるつもりの読者にも飽きさせない面白さがある。2013/12/29

きくち

1
ビートルズの結成から解散まで、特にレコードにまつわる話を中心に年月日順にまとめたコラム。最初はジョンとポールの出会いの日で、何か読んでる方がこっぱずかしい印象。はいはい青春青春とか茶化さないとその後の諸々のポールを思いだしてつらくなってしまう。有名な「最強のNo.2・リンゴ」の話もあったが、私は彼が一等好きです。年表としてみると、恐ろしいほどの偶然やさまざまな思惑が交錯しまくっての10年だったのだとしみじみ。再編集で70本程を抜粋したとのことなので、外した他のエピソードとかも読みたいなあ。ポール来るし。2013/11/09

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