朝日文庫<br> 人見絹枝物語―女子陸上の暁の星

朝日文庫
人見絹枝物語―女子陸上の暁の星

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022605849
  • NDC分類 289
  • Cコード C0123

内容説明

日本女子スポーツ黎明期の1920年代、陸上競技界に彗星のごとく現れ、いくつもの世界記録を書きかえた人見絹枝。単身参加した万国女子競技会スウェーデン大会での個人優勝、アムステルダムオリンピックでドイツ人選手と演じた800メートルレースでの死闘は、世界中の人々に感銘を与えた。24年と8カ月の短い人生を全力で走り抜いたアスリートの、波乱に満ちた青春を追いながら、大正から昭和初期にかけての女性と運動競技の状況を探る。

目次

バッサイ絹枝
最初の陸上競技会
二階堂体操塾
ひとりぼっちの大活躍
初めての敗北
アムステルダムオリンピック開幕
別れ道
充実期
一路プラハへ
第三回万国女子オリンピック大会
故国への苦しい旅
苦しみは止まず
最後の闘い
資料(人見絹枝略年譜;人見絹枝が残した主な記録)