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倒れゆく韓国―韓洪九の韓国「現在史」講座

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022507204
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0022

内容説明

ニューライトの登場、スパイ社会の復活、土建国家、民営化でなく私営化、公教育の崩壊、警察暴力…など、韓国社会の現状を描く8つのテーマに加え、日本での特別講演も収録。

目次

第1章 歴史の内戦、ニューライトの登場―願望を歴史として記録しようとする人々
第2章 スパイが帰ってきた‐忘れていた思い出が現実に―中身の薄いスパイの復活
第3章 土建族の国、大韓民国は工事中―「豊かに暮らそう」という魔法をかけた欲望の政治
第4章 憲法精神と民営化、大韓民国のアイデンティティーを問う―誰のための民営化か?
第5章 怪談の社会史、女子高怪談から狂牛病怪談まで―腐敗と抵抗のある場所に怪談がある
第6章 警察暴力の歴史、日本の巡査からデモ鎮圧まで―韓国警察の歴史をふり返る
第7章 私教育共和国、失われた教育を求めて―もうドブ川から竜が出る時代は終わった
第8章 キャンドル集会、体に染みついた民主主義の躍動性―逆行の時代、われわれは何をすべきか
第9章 盧武鉉はなぜ死ななければならなかったのか―「光州」の時代の終わりと韓国の行方

著者等紹介

韓洪九[ハンホング]
1959年ソウル生まれ。ソウル大学国史学科、同大学院卒業。1999年米国ワシントン大学博士号取得。現在、韓国聖公会大学教養学部教授。2004年から2007年まで「国家情報院過去事件真実究明による発展委員会」委員をつとめる。朝鮮戦争前後の民間人虐殺事件や民主化運動弾圧における疑問死といった、韓国の国家暴力の真相究明など、これまでになかった新たな視点によって、韓国現代史を鋭く斬る。社会で行動しながら歴史の根を掘り起こす手法と発言は日本でも注目を浴びている

米津篤八[ヨネズトクヤ]
1958年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞社勤務を経て朝鮮語翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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