内容説明
言葉の番人・新聞社の校閲記者が教えます、意外な語源、意味の変遷―知っておきたい150の言葉。
目次
更迭―解任の生々しさ弱める
少子化―「生活白書」きっかけに浸透
頭取―もとは雅楽の音頭を取る人
癒やし―語感が好まれるのかも
ウグイスとウソ―似て非なる略せない鳥
みどり―もとは新芽、緑色は「あお」
元島民―北の故郷へ思い込めて
馬齢―実は中身の濃い年月
五月晴れ―本来は梅雨時の青空
世論―「よろん」か「せろん」か〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenji Suzuya
1
校閲部員が執筆したコラム集。それぞれの用語について、由来や現在の用例、新聞紙面上での使用ルール、といったことについて解説を加えている。雑学集のようにも読めてしまうが、校閲部の着実・堅実な仕事ぶりが垣間見える。ただ、かならず最後に“オチ“をつけようとするのは、滑っている感があるしいただけない。2015/07/30
M
0
社会が苦手なので、読むのが大変だった(笑2012/11/12
Ayakankoku
0
雑学の知識が詰まった1冊。 法王と教皇はどうちがうか。こけら落としのこけらって何?などなど、気になる言葉の意味がいろいろとわかる。2005/08/09