出版社内容情報
アリストテレスの愛弟子テオプラストスが,つれづれの興にまかせて,その軽妙犀利な筆をふるい,古代ギリシアのちまたに暮らす民衆の身すぎ世すぎの姿をとらえた人物スケッチ三○篇.「空とぼけ」「おしゃべり」「けち」「へそまがり」「お節介」などなど,どのページにも,いにしえのギリシア庶民のさざめきがこだましている.
内容説明
哲人でも賢人でもない古代ギリシアの平凡な人びとの世態人情、それを明かしてくれるのがこの愛すべき小品だ。アリストテレスの愛弟子テオプラストス(前372‐288)が、つれづれの興にまかせて軽妙犀利な筆をふるった人物スケッチ30篇。どのページを開けても、そこにはいにしえのギリシア庶民のさざめきがこだましている。