内容説明
インカの王女とスペイン人征服者との間に生まれたインカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガ(一五三九‐一六一六)によるインカ帝国の壮大な年代記。第二巻には、第四代から第八代までの王の事績と、太陽の神殿、婚姻、教育や土地の分配などの記述を収録。
目次
第四代インカ王のマイタ・カパックによるティアワナクの征服と、そこに見られた建物
ハトゥンパカーサの服属とカック=ヤウィーリの征服
帰服したインディオたちが赦されたこと、ならびに伝説の解明
三つの地方が服属し、他のいくつかの地方が征服されたこと、そして植民活動が行なわれ、また、毒を盛った者が処罰されたこと
インカ王が三つの地方を獲得し、この上なく熾烈な戦いに勝利を収めたこと
ワイチュのインディオが降伏し、彼らが寛大なインカに赦されたこと
多くの部族の帰属、ならびにインカ王が柳の枝の橋の建設を命じたことについて
橋の評判を聞いた多くの部族が、自発的に服従したこと
他の多くの広大な地方の征服、ならびに、インカ王の安らかな死について
第五代インカ王、カパック・ユパンキがクンティスーユ管区の多くの地方を征服したこと〔ほか〕
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