ブルーバックス<br> 脳死とは何か―基本的な理解を深めるために (改訂新版)

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脳死とは何か―基本的な理解を深めるために (改訂新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 200,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062574631
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0247

内容説明

何をもって人間の死を判断するか。医学の進歩は「脳死」という、生と死についての新しい概念をもたらした。わが国では臓器移植のドナーに限り、「脳死」を法的に人間の死として認めている。それでは「脳死」とは一体どういう状態をいうのか?「植物状態」とどう違うのか?脳神経外科の第一線で活躍してきた著者が、長年の研究と経験をもとに、わかりやすく解説する。

目次

第1章 人の死と脳の死
第2章 脳死はどのようにして発生するのか
第3章 脳死状態の脳はどうなるのか
第4章 なぜ今、脳死が問題なのか
第5章 脳死はどのくらい発生するか
第6章 脳死をどう判定するか
第7章 国による判定基準の違い
第8章 蘇生術に限界はあるか
第9章 脳死と個体死を考える
第10章 脳死状態と植物状態とはどう違うか

著者等紹介

竹内一夫[タケウチカズオ]
1923年東京生まれ。1946年東京大学医学部卒業。同大医学部講師、虎の門病院脳神経外科部長、杏林大学医学部脳神経外科教授、同大医学部長を経て同大学長。同大名誉教授。1985年に「脳死」についての新しい判定基準を打ち出した厚生省の「脳死に関する研究班」、および「小児における脳死判定基準に関する研究班」(2000年)などの班長を務めた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

19
#感想歌 幼い子薬物中毒者を除く判定基準脳波測定 臓器移植臨床判断蘇生術植物状態個体死と区分2017/10/07

氷柱

4
572作目。5月4日から。閲覧注意な画像が掲載されている作品。そういった意味では最後まで気が抜けなかったが、そのような画像は序盤に数ヶ所見られただけで中盤以降は安心して読むことができる。脳死についての基本的なことが学べるが専門用語や細かい基準のオンパレードで素人には取っつきにくい部分も多々あった。まだまだ未知な部分も多く、国によってルールが異なるので取り扱いに注意を要する分野であることが第一人者の目線で描かれる。2020/05/06

ととむ

2
脳死判定の竹内基準の人だー!結構カタい本で読むのが骨。おもろいか、というと微妙…あと脳の写真がグロい。2014/02/17

のねこ

1
2004年発行。図や表が多くて割とわかりやすいと思う。2014/01/24

ソーシャ

1
竹内基準の竹内一夫先生本人が、脳死について医学的な知見も交えて一般向けに分かりやすく説明した本。脳死について考えたい人にはおすすめです。(ただし、臓器移植法改正前の本だということに注意)2012/06/25

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