哲学がわかる 懐疑論―パラドクスから生き方へ

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哲学がわかる 懐疑論―パラドクスから生き方へ

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000615815
  • NDC分類 115.8
  • Cコード C0010

出版社内容情報

真理と正しさへの関心が失われると、懐疑はたちまち過激となり、相対主義へと姿を変える。フェイクニュース、陰謀論……、危機の時代と言われる今だからこそ、正しく疑う実践の技を身につけよう。「これぞ!哲学」と唸らせるような説得力ある議論とともに、一人ひとりが懐疑の本質を心得たうえで自信を持って生きること、謙虚に生きていくことの大切さを伝える。

内容説明

真理と正しさへの関心が失われると、懐疑はたちまち過激なものとなり、相対主義へと姿を変える。フェイクニュース、陰謀論…、危機の時代と言われる今だからこそ、正しく疑うための哲学を身につけよう。極端で過激な懐疑論と程度をわきまえた健全な懐疑論はどこが違うのか。「これぞ!哲学」と唸らせるような説得力ある議論とともに、一人ひとりが懐疑の本質を心得たうえで自信を持って生きること、謙虚に生きていくことの大切さを伝える。

目次

1 懐疑論とは何か(懐疑論を導入する;真理・相対主義・誤りうること ほか)
2 知識はありえないのか(懐疑論を振り返る;デカルト的懐疑論 ほか)
3 知識を擁護する(過激な懐疑論的論証を振り返る;懐疑論と常識 ほか)
4 生き方としての懐疑論(過激な懐疑論、再び;知的な徳と悪徳 ほか)

著者等紹介

プリチャード,ダンカン[プリチャード,ダンカン] [Pritchard,Duncan]
カリフォルニア大学アーバイン校哲学科特別栄誉教授。認識論を専門とし、さまざまな専門誌上で数百の論文を刊行している

横路佳幸[ヨコロヨシユキ]
日本学術振興会特別研究員PD/南山大学社会倫理研究所プロジェクト研究員。2019年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程を単位取得退学。2020年、同大学で博士号(哲学)を取得。専門は哲学、倫理学。主要業績に「非認知主義・不定形性・もつれのほどき―分厚い語の意味論」(『倫理学年報』第66集、2017年、日本倫理学会2017年度和辻賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buuupuuu

18
生き方との関係から適度な懐疑論を擁護している第四章が面白かった。アリストテレス的な中庸の考え方からすれば、適度な懐疑論とは、過激な懐疑論と独断論との中間にある徳である。ピュロン派からすれば、それは探求し続けるという態度である。それは知的な謙虚さであり、自分の考えを説明し他者の考えに耳を傾けるという態度である。このような態度が近代以降、科学の発展へと繋がった。一時ポスト真実ということが言われたが、ネットなどを見ると実際には独断論が蔓延っているように見える。適度な懐疑論は今の時代にこそ求められる態度だろう。2023/04/30

愛楊

3
原著は2019年。個人的にはウィトゲンシュタイン『確実性について』における蝶番の仕方が良かった。そもそも閉包原理が知る/知らないの類ではないというのは、良い戦略に思える。このことは言語モデルを水槽脳に置き換えるとはっきりするだろう。閉包原理とは言語モデルにとって「自身がシャツを着ていることを知っているならば、自身が言語モデルではない」と言っているに等しいからである。とても良い本でした。2025/02/05

バケツ

3
過度な懐疑論とどう向き合うか。初めの方にある相対主義への一刀両断っぷりと、最後の方にある知的徳についての話が良かった。2023/07/24

ディス

0
◯。過激な懐疑論が幅を利かせる場面も少なくない今、俺たちはそれにどう立ち向かえばいいのか⋯。本書ですら何もかもを懐疑の対象にする立場を論破はできないんだけど、でもその致命的な矛盾(当たり前の事だが)を指摘しつつ、しかし適度な懐疑は必要であるとし、自己不信や極端な相対主義にならず、懐疑しつつも良く生きる方法へと進むにはどのようにすればいいのか?が、哲学の本にしては分かりやすい範囲で書かれていると感じた。2025/04/15

takao

0
ふむ2025/02/11

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