岩波現代全書<br> 日本人記者の観た赤いロシア

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岩波現代全書
日本人記者の観た赤いロシア

  • 富田 武【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 岩波書店(2017/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000292092
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C0322

出版社内容情報

革命から独ソ戦期まで、ロシア・ソ連駐在の日本の新聞記者たちはどのような報道を行っていたのか。代表的な記者の記事や回想記を歴史状況と絡め併せて見ることで、革命とソ連に対する当時のイメージが浮かび上がる。

内容説明

革命から独ソ戦期まで、ロシア・ソ連駐在の日本の新聞記者はどのような報道を行っていたのだろうか。代表的な記者の記事や回想記を歴史状況と関連づけて読み解くことで、革命とソ連に対する当時のイメージが浮かび上がる。当時の日本の知識人や社会主義者たちのソ連観を理解する上で必須でありながら従来欠けていた視点から革命ソ連を描く。読者の理解を助けるために、各章冒頭で簡潔に各時期を概観し、年表や地図などを添えた。

目次

第1章 大庭柯公と布施勝治―先駆者たち(ロシア革命と日本の対応;大庭柯公―ロシア報道のパイオニア ほか)
第2章 布施勝治と中平亮―その戦時共産主義体験(内戦・干渉戦争と日本;布施・中平のロシア体験と観察 ほか)
第3章 布施勝治と黒田乙吉―ネップ期をどう観たか(ネップ期の社会と政治闘争;布施の政治・経済観察 ほか)
第4章 大竹博吉と丸山政男―三〇年代ソ連の観察(上からの革命、国民統合、大テロル;大竹の『實相を語る』と『新露西亜風土記』 ほか)
第5章 前芝確三と畑中政春―第二次大戦期の報道(戦争とソ連国家・社会;前芝の冷静な独ソ戦観察 ほか)

著者等紹介

富田武[トミタタケシ]
1945年生。1971年東京大学法学部卒業、1981年同大学院社会学研究科博士課程満期退学。1988年成蹊大学法学部助教授、1991年同教授、現在同名誉教授。専攻:ソ連政治史、日ソ関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

17
ロシア革命から独ソ戦まで、現地に駐在した日本人ジャーナリストの報道を紐解きながら、各時期の概説を補助線に革命ソ連を振り返る。取り上げる新聞記者は、①第一次大戦・革命期:大庭柯公、布施勝治、②内戦・干渉戦争期:布施、中平亮、③ネップ期:布施、黒田乙吉、④1930年代:大竹博吉、丸山政男、⑤第二次大戦期:前芝確三、畑中政春。◆日本の世論は「反共対親共」の二分ではなく、「反共反ソ」「反共容ソ」「親共容ソ」「親共反ソ」の四類型があった。情報発信の立ち位置も夫々特徴があるが、当時の空気感は伝わってくる。2017/12/29

Toska

7
革命から第二次大戦までのソ連史概観と、これを取材した日本人新聞記者の紹介。前者の比重も大きく、純粋な「記者列伝」を期待すると肩すかしかもしれないが、類書はなく貴重な一冊。通史の部分も流石のクオリティである。登場する記者たちの中では、革命を取材した布施勝治と独ソ戦開戦に立ち会った前芝確三が印象に残った。特に前芝の冷静なソ連分析は光る。こんな人がいたんだなあ。全体的に、ロシア人の「国民性」への先入観を強く持つ者が多かったようだが、これは現代もあまり変わらないかな。2023/10/29

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