出版社内容情報
第2次世界大戦下,ドイツ軍と戦ったイギリス空軍の若者を描く「ブラッカムの爆撃機」。脱走兵と出会った少年の話「チャス・マッギルの幽霊」,頑固な祖父とのふれあいを語る「ぼくを作ったもの」の3編と,晩年のパートー,リンディ・マッキネルによる略伝を収録。
内容説明
イギリスの作家ロバート・ウェストールの作品集。大戦下の少年たちの友情と恐怖を描く「ブラッカムの爆撃機」の他、「チャス・マッギルの幽霊」「ぼくを作ったもの」の2編に、リンディ・マッキネルによる「ロバート・ウェストールの生涯」と宮崎駿のカラー書き下ろし「タインマスへの旅」を収録。
著者等紹介
ウェストール,ロバート・アトキンソン[ウェストール,ロバートアトキンソン][Westall,Robert]
1929年10月7日生まれ。イギリス・ノーサンバーランド州ノースシールズに生まれる。ダラム大学では美術を専攻し、1953年卒業。さらにロンドン大学スレード美術専門学校で学ぶ。卒業後、美術教師として教える傍ら、一人息子クリストファーのために書き1975年に出版された「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞。以後、55歳で教師を退職するまで執筆活動と教職を並行して続けた。1981年に「かかし」(徳間書店)で再びカーネギー賞、1990年「禁じられた約束」(徳間書店)でシェフィールド児童文学賞、「海辺の王国」(徳間書店)でガーディアン賞を受賞するなど、現代イギリス児童文学を代表する作家である。生涯に48冊の本を書き、1993年肺炎で死亡
宮崎駿[ミヤザキハヤオ]
アニメーション映画監督。1941年1月5日、東京生まれ。学習院大学政治経済学部卒業。「千と千尋の神隠し」で第52回ベルリン国際映画祭金熊賞、第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞などを受賞。「ハウルの動く城」では、第61回ベネチア国際映画祭でオゼッラ賞を、続く第62回同映画祭では、優れた作品を生み出し続けている監督として栄誉金獅子賞を受賞している
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。法政大学社会学部教授。エスニック文学、マイノリティ文学、児童文学などを講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
KAZOO
榊原 香織
ムッネニーク
帽子を編みます