バブル・リレー―21世紀型世界恐慌をもたらしたもの

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000244466
  • NDC分類 332
  • Cコード C0033

内容説明

「膨張」と「破裂」を繰り返しながら世界をめぐってきたバブルがついに爆発―現代経済の大転換、そしてアメリカ一極支配構造の変容を解明する。

目次

1 バブル・リレーで走り続ける世界経済(オイルマネーに焚きつけられた中南米バブル;過剰ドルをジャパン・マネーにした日本の不動産バブル;「奇跡」から「危機」へ―東南アジアバブル;「根拠なき熱狂」の渦―アメリカの株式バブル;「金融資産バブル」を生み出したアメリカの住宅バブル)
2 アメリカの「双子」のバブル(住宅バブルをもたらした金融メカニズム;住宅バブルの深層;金融資産バブルと危機の連鎖;双子のあっブル崩壊後のアメリカ経済)
3 国際過剰資本がバブルを生んだ(国際過剰資本の「源泉」としての過剰ドル;金融グローバリゼーションと国際過剰資本;金融イノヴェーションと国際過剰資本;国家過剰資本のアメリカ回帰)
4 バブル・リレーは終焉するか―「二一世紀型世界恐慌」とパラダイム・シフト(バブルはなぜ繰り返すのか;「二一世紀型世界恐慌」とバブル・リレー)

著者等紹介

山口義行[ヤマグチヨシユキ]
立教大学経済学部教授。金融論。「政策工房J‐Way」代表。「中小企業サポートネットワーク」代表。1951年生まれ。立教大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えみ

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金融の仕組みなど、構造がわかりやすく説明されている。バブルリレーの終焉には、ドル頼みからの脱却はもちろんだけれど、金融のそのものの制限がなければ、別なかたちで繰り返すのは必定。いま、意識してもしなくても、程度の差はあれ証券化商品に私たちの生活はかかわっている。それはうまれたばかりの泡(バブル)に囲まれているということ。これが大きくつながって、はじけたとき、それは何バブルと呼ばれるのだろうか。2012/10/04

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