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内容説明
美術と映像にいま、何が起こっているのか?伝説の映像作家・松本俊夫とアーティストらによるクロストーク。
目次
対話1 建畠晢×松本俊夫 一直線ではない「進化」の歴史―美術・映像・モダニズム
対話2 森村泰昌×松本俊夫 虚実皮膜の映像をめぐって―写真・美術・映像
対話3 束芋×松本俊夫 予測不能な何かに揺さぶられる―映像・造形・インスタレーション
対話4 岩井俊雄×松本俊夫 歴史を超える映像装置―映像・メディアアート
エッセイ1 加藤到 「冬の遮眼子」制作ノート―『見るということ』ができるまで(1)
エッセイ2 前田真二郎 「星座」撮影日誌―『見るということ』ができるまで(2)
座談会 奥野邦利×石田尚志×狩野志歩 「見るということ」と現代の映像表現―オムニバス・ビデオ『見るということ』から始まって
テキスト1 小川直人 網膜の倫理へ―「見る/見せること」をめぐり、刻々と変わる現場から
テキスト2 西嶋憲生 美術と映像の100年―アヴァンギャルド映画からインスタレーションまで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
焼飯
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正直、映像作品についてを文章で語るだけでは限界があるので、書かれていることが分かるようで分かってなかったりする。それなりに映像に関しても、また美術に関しても、知識を持った上で見ればまた違ってくるのかなぁなどと思ったり。2012/06/22
mutou_tsusato
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図書館で偶然に発見。松本俊夫の名前は『ドグラ・マグラ』で知っていたが、実際に本を読むのは初めてである。また、対談相手にも関心があったため面白く読めた。オムニバス映画の制作記、映像・美術の関係史など、書籍としての薄さの割に、実に内容豊富だった。しかし実際に映像を見たわけでもない以上、どこまで言えるものか。2011/09/15