原野と森の思考―フィールド人類学への誘い

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000227599
  • NDC分類 469.04
  • Cコード C0039

内容説明

若くして日本のサル学の基礎を作り上げ、その後人類社会形成の復原を求めてアフリカに転じ、ゴリラ、チンパンジー、ついで自然に強く依存して生きる人々をフィールドに追った、類まれなナチュラリスト伊谷純一郎。本書はその自由な精神が創り出した独創的な学問の全貌をあますところなくしめすエッセイ集成である。

目次

陸蒸気―序にかえて
第1章 彷徨と発見(群れへの接近;チンパンジーの社会構造 ほか)
第2章 研究と感性(サバンナと芭蕉;魚つかみ遍歴 ほか)
第3章 自然と思索(人類学とアフリカの旅;雑食と偏食―動物とヒトの食性をめぐって ほか)
終章(「人間性の進化」のあとさき;アフリカ地域研究・霊長類学・人類学における学際)

著者等紹介

伊谷純一郎[イタニジュンイチロウ]
1926年鳥取市に生まれる。京都大学理学部卒業。人類学専攻。京都大学・神戸学院大学名誉教授。英国王立トーマス・ハックスリー記念勲章受章(1984年)。2001年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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AR読書記録

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徒歩でアフリカ1日70km以上踏破とか,いろんな山登っちゃったりとか,研究者というより冒険家,探検家といったほうがふさわしいような... っていうか,もう超人です超人.それにしても,研究者って哲学者でもあり文学者でもあると思われます.一般向けとしてレベルを落とすことなく,誰でも理解できる研究書・専門書を書ける人って,今だとどういう人がいるのでしょうか.2012/07/29

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