内容説明
不吉な彗星の年。軍務に戻ったアンドレイは父と妹に敵接近を急報するが、退避日前に老公爵は死去、マリアは領地農民の反抗に遭う。戦争の本質を探ろうとピエールはボロジノへ発つ。いまや貴族も農民もなく、全ロシアの危機が始まろうとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yasu7777
0
★★★☆☆2020/01/26
hal.k
0
モスクワ遠征は日本がいくつも入るくらい遠そうに思っていたが、冒頭のヴィルナからモスクワは900km弱、広島から東京くらいで、遠くない。兵力は巻頭の地図でフランス41万ロシア28万、ボロジノ戦ではフランス12万ロシア10万、戦いの後はフランス10万ロシア5万とある。これだけ見るとロシアがかなり不利になったように見える。この先フランスが敗退するまでに何が起きるのだろう。2025/02/15
