内容説明
前半は古典数学の雰囲気を大切に考えてフーリエ級数を扱い、後半は現代的なスタイルの解析学への導入を意識しつつフーリエ積分およびフーリエ変換を扱う。最後に、フーリエ解析のさまざまな発展の例や、停留位相法、ラドン変換など入門的な教科書では扱われることの少ない話題を紹介する。岩波講座『現代数学の基礎』からの単行本化。
目次
収束
Fourier級数
Fourier級数の応用
実関数の性質
Fourier変換
Fourier変換の応用
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著者等紹介
高橋陽一郎[タカハシヨウイチロウ]
1946年生まれ。1969年東京大学理学部数学科卒業。京都大学数理解析研究所教授。専攻は確率解析・力学系(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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