まさに、「凡事」を徹底して来られた体験記である。 ただ、「凡事」は、今の風潮から云えば、「凡事」に観えるが、実際は「真事」である。 結果主義や利益主義から観たら、凡事であるが、誠を尽くす・愛を尽くす主義から観たら、真事である。 今日までの思考や習慣を、まっさらに白紙に戻してみよう。初心に、童心、道心に還って、更改してみよう。 今日までの人生は、生き方は果たして、積極的か、消極的かどうかを。 仏道では、これを因果の法則としている。善因善果・悪因悪果である。つまり、不幸の思考は、不幸を創る。幸福の思考は、幸福を創るのである。 それが判明したら、習慣・思考を更改し、本来の真事である姿の習慣・思考を行動に修養実践して行けば良いのである。 すなわち、「HOW TO DO」である。歴史で燦然と光輝く偉人は、「HOW TO SAY」では無く、「HOW TO DO」を為した人物であることが判明する。 「誠・愛・調和」は、不変なる普遍なる真理である。「誠・愛・調和」からの思考で、人生を始めてみよう。