内容説明
人の生きる道、天下国家を治める道、宇宙の奥にひそみ宇宙を動かす道―そのすべてを説きあかす神聖な書物。
目次
周易上経(乾;坤;屯 ほか)
周易下経(咸;恒;遯 ほか)
繋辞上伝
繋辞下伝
説卦伝
序卦伝
雑卦伝
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
20
64の卦をすべて丸暗記し終わったので、本文を読んでみました。本文の解説から、あー!なるほど!だからその組み合わせでその名前になるのか!と感じたり、順番や配置の法則性がザックリと見えてきました。いきなり本文を読んでも、ここまでは理解できなかったんじゃないかなと思いました。宇宙を動かす道を解き明かしているのですから、易を占いの書だけに限定してもいけませんし、思索の書に限定するのは考えとして誤っているんですね。今後、何度も読んで理解を深めていこうと思います。2016/12/24
デビっちん
19
再読。最初のページから、ゆっくりじっくり読んでいたら最後まで読み通せないと思います。なぜなら、似たような字が何回も出てくるし、最初はそもそも意味がわからないものが多いので。占いつつ、その出た卦を読んで少しずつ親しんでいくのが良いと思います。易を素読して全部覚えちゃうなんて、自分には考えられません。2020/03/13
デビっちん
19
再読。昨年末から一日1回易をたてていまして、出た卦を読んでいます。パターン的には64あるんですが、同じ卦が続いたり、数日おきにでたりするのが面白いです。爻を含めるとまったく同じにはならないんですけどね。解説は読んでも意味がわからないものもありますが、今のところ楽しめています。2020/01/26
デビっちん
18
再読。前回記録した日から毎日占いをして出た卦を読んでいたので、なんとなく慣れてきました。最初はチンプンカンプンでしたが、読み続けるにつれ、他の易経の本を読んで違いがわかるにつれて訳の素晴らしさ、美しさを感じるようになってきました。2020/07/31
karutaroton
10
ほぼ一年越しで読了。陰と陽の2の6乗で占うという、易の仕組みを考えた人はすごいなあと思う。前に読んだ本は俘を「捕虜」と訳してたけど、この本は「誠に」と訳すので意味が全く違っちゃう。そんな多様なところもまた不思議。2021/12/19