内容説明
阿波踊り、鳴門の渦潮、アカウミガメから、蜂須賀家、吉野川、藍染、和三盆糖まで、進取の気性と伝統文化を誇る「知恵の国・徳島」。
目次
第1章 徳島県ってどんなとこ?(県民性―堅実で勤勉、そしてお遍路さんを迎えるやさしさと信仰心;ランキング―「健康」「教育」“味どころ”徳島の「農林水産物」 ほか)
第2章 歴史編(阿波はもともと二つの国だった?;なぜ義経は阿波を通ったのか? ほか)
第3章 考古・人物編(最古のハンターの出現はいつか?;仮面舞踏会のルーツか? ほか)
第4章 宗教・文学編(空海が修行した「大瀧嶽」とはどこか?;四国遍路はいつ始まったのか? ほか)
第5章 民俗編(鳴門ではなぜお赤飯にごまと砂糖をかけるの?;「お嫁さんのお菓子」って何? ほか)
第6章 産業・自然編(砂糖の芸術品阿波和三盆糖;火つきのよい阿波の刻み煙草 ほか)
著者等紹介
須藤茂樹[スドウシゲキ]
1963年、東京都生まれ。國學院大学大学院文学研究科博士課程後期日本史学専攻単位取得。信玄公宝物館学芸員、徳島市教育委員会博物館建設準備室主事、徳島市立徳島城博物館学芸員を経て、四国大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HANA
26
読みながら何となく知人のどこといって取り柄の無い子を無理に褒める、という事を思い出した。それにしても有名な所は県民である以上大体知っていたつもりだったんだが、妙にマニアックな場所も紹介されており、意外と我が県って広いのだなと再確認させられる。歴史に関しては古墳時代と戦国時代くらいしか触れられていないのが妙に物悲しい。特筆すべきは民俗編で「ハシリ」にかかる、犬神、ホトケの正月、カリヤとなかなかに興味深いものが揃っている。犬神以外はこれ読むまで知らなかった。山間部とか意外と奥深いなあ、今度行ってみようかな。2012/11/28
へんかんへん
5
ユーフォーテーブルでてきててびびった コスプレギャル・・・2017/03/12
えいた5
0
記憶に残ったのは、阿波踊りの徳島城築城起源説、蜂須賀氏が入国して築城した時の無礼講との説、その後の財源確保として藍生産を奨励し特産物となったこと、眉山は徳島市の山であることなど。2015/08/01
ネネムム
0
地元の知らなかった歴史や文化が知れて面白かった。2015/04/18
小華
0
【図書館】今度徳島に行くので借りてみた。さらっと読める内容で、短時間で読めた。この本だけで観光するのは難しそうだが、ガイドブックには載ってない歴史的背景など満載なので行くのが楽しみになった。2013/07/13